議員提出議案「岬町議会議員定数条 例の一部改正」(議員定数削減について)に対する松尾の提案した「修正動議案」

議員提出議案「岬町議会議員定数条 例の一部改正」(議員定数削減について)に対する松尾の提案した「修正動議案」

●出口 議長

日程第4、議員提出議案第2号、岬町議会議員定数条例の一部改正について議題といたします。
本件について趣旨説明を求めます。

竹原伸晃君。

●竹原議員の提案

ただいま議長からお許しを得まして、議員提出議案第2号、岬町議会議員定数条例の一部改正について提案させていただきたいと思います。
地方自治法第112条及び岬町議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。

令和4年9月28日提

提出者 岬町議会議員 竹原伸晃君

そして賛成者、岬町議会議員
瀧見明彦でございます。
提案理由は後ほど述べます。

裏面をご参照ください。

岬町議会議員定数条例の一部を改正する条例(案)

岬町議会議員定数条例(平成14年岬町条例第18号)の一部を次のように改正する。

「12人」を「10人」に改める。

附則

この条例は、次の一般選挙から施行するといった内容でございます。

理由につきましては、表面のところに記載させていただいておりますが、令和3年度から岬町
が過疎地域に指定されたこと、これがまず一つ目、そして二つ目として、議員定数を定める要素である住民の数が減少していること、三つ目として、住民より、定数を削減してほしいという声があることを総合的に判断するものというふうに書かさせていただいております。

少し解説をさせていただきますと、岬町がまず過疎地域に指定されたことと何が関係するのかということでございます。過疎地域に認定されるには二つの大きな条件がございます。一つは、人口が減り続けているということが条件でございます。これについては後ほど述べます。

もう一つは、財政力指数が、ある基準を下回っていることが条件でございます。下回っていることが喜ばしいことではないというのは皆さんお分かりのとおりでございますが、財政力がいい自治体においては、どれだけ人口が減っていても過疎指定はされないのです。それが指定されるということは、岬町は厳しい財政運営をされているといったことに変わりはございません。

それを財政が厳しい中、今後、岬町の議会も改革をしていくに当たり、やはり財源を伴う改革をするならば自分たちの身を律した上でその財源を確保するというのが本筋であり、一つ目の理由となります。

二つ目の理由として住民の数が減少していること、これは法律で決まっているのです。10万人の都市では何人まで、5万人の都市では何人まで、2万人の都市では何人まで、1万人の町では何人までといった議員の上限が決まっております。本町は1万人から2万人の間なので、上限は22名ということでございますが、現在12名を10名にすると。下限は決まっていないのですよね。その中でいかに取り組んでいくか。人口が少ない町ほど議員が少ないというのは定められているところでございますので、当然ながら、人口が減っていくならば議員定数も少なくするというのが道理ではないかと判断しております。
ちなみに、隣の阪南市は人口約5万人のまちで14人の議員定数でございます。

その隣の泉南市におきましては、人口約6万人のまちで15人で運営しております。

1万5,000人のこの町で12人がいいのか、10人がいいのかというのは各自判断していただくところでございますが、決して少ないということはないというふうに考え、理由とさせていただいております。

三つ目に、住民より定数を削減してほしいという声があるといったことでございますが、やはり私が私の立場であるからかどうか分かりませんが、定数を何とか減らせないものかと聞くことが多々ございます。なおかつ、ここ数年、議会の中でも欠員があったり、また病欠による欠席があったり、議会が11人、10人、少ないときは9人で運営していたこともございますが、それに対してもしっかりと議論できていたという自負はございます。それでできるのであれば、その定数でもできるだろうというのが住民の大きな声でございまして、その住民の声を議会に届けるのが私たちの置かれた責務ではないかと感じるところから、このような提案になっております。

この場において提案理由はこのような感じでございますが、提案者においては討論ができないことから、もう少し提案理由に関することを述べさせていただきたいと思います。

私は、令和元年6月議会において同様の内容の議員定数削減の議案を提案させていただいております。その中で行財政改革に協力するものというような提案だったのですが、今回の提案理由は違うのですが、正確に言ったら、3年3か月前に同じ理由を持ってこの場で説明をし、質疑を多く受けました。その中で多くの方からご指摘されたのは、「なぜこの時期に出すんだ。おかしいだろう」というふうに言われました。それは無投票で当選して、「選挙がなかったことが大いにあります」とそのときは答えておりましたが、やはり来年の春の一般選挙に向けるこの時期において提案するのが筋であるだろうというそのときの質問者の意図はそういうことで、そしたらそのときにもう一度出しますというように通告をしてあったので、このタイミングになっているわけです。

ほかにいろいろな質疑の中で、議会議員のなり手不足についての質疑もございました。そのときはやはり無投票ということもあり、なり手不足が深刻であって、それを解決するために定数を減らすだけでは解決にならないだろうという意見が多々あって、それにも自分は回答する内容は私たち議員が議会の魅力を伝え、岬町で一緒に議員として働いていただく方をどんどんと見つけ出してくるのも仕事であって、それを取り組んでいきたいというように答えさせていただきました。その結果かどうか分かりませんが、昨年の議会の補欠選挙において、定数1のところ2名の立候補者、そして本年の定数が3の補欠選挙において5名の立候補者がございました。やはり選挙が行われることによっていろいろ議論が前に進むこともあって、いい人材がこの場に上がってきてくれたと喜んでおります。

また、来年の一般選挙に向けて出馬を検討しているといった声も多く聞きます。その声は、我がまち岬町を何とかいい町にしたいんだと、それぞれの主張があるというふうに感じており、私たちが取り組んできた議員のなり手不足というのにある一定の効果が現れてきたのかなというふうに思っておりますし、自分自身自負もしております。

また、その3年3か月前の議論の中で議論があったのが、議員報酬の話も一緒に進めてはどうかということもございました。その報酬は自らの自立できる額を報酬として与えることで議員の質が上がるのだ、なり手不足を解消できるのだというような議論であったと思うのですが、何しろ定数条例でその話を一緒にするのは難しいと答えており、それに関しては第三者の機関である審議会などを開催していただいて、議員の給料を議員が自分たちで決めるのではなく第三者の機関で決めてもらって、それを審議するのがいいのではないかと答えさせていただいておりましたが、それは今でも同じ気持ちでございます。

その他いろいろなやり取りがございましたが、よければ令和元年6月27日の岬町議会の議事録を読んでいただければよく分かるのかなと。そのときは賛成4、反対7で否決されましたが、今回はぜひ皆さんの賛同をいただきたく提案させていただいているものでございます。提案理由は以上になります。

●出口 議長

これをもって趣旨説明を終わります。
これより、本件に対する質疑を行います。質疑ございませんか。

早川 良君。

●早川議員の質問

竹原議員に質問させていただきます。
令和元年6月議会でも今回と同じ内容の議員定数削減の議案を提出されました。その質疑・討論の中で、議員定数削減については町村議会の根幹に触れる重要事項、重要案件であるため、その変更は議会制民主主義と民意反映の上から特に慎重を期するべきもの、また議員のなり手不足問題も同時に考えなければならないとの多数の意見が出され、結果、否決されました。

あれから3年が過ぎました。竹原議員より議論の場を設ける提案もなく、また議会で一切の議論がなされないまま、再び同じ議案を提出されたことについて、なぜ3年もの期間がありながらこのような形での議員定数に至ったのかを質問します。

●出口 議長

竹原伸晃君。

●竹原議員の答弁

ただいま早川議員の質疑に答えさせていただきます。
実際に、どこかの場でみんなで議員定数に関して委員会なりを設けてそこで議論をする、もしくは全協の場で議論するというのもありだったかも分かりませんが、3年3か月前の議論においては実際否決されております。

その中で、そこでなぜ否決になったのかということを自分なりに検討して、取組が足らなかったからだというふうに思っております。特に取り組んだのはなり手不足のところでございまして、いろいろな場所において、やはりこれからの岬町をつくっていくには新しい人材が必要だということを各所で訴えてまいりました。その結果、早川議員はじめ瀧見議員、谷地議員を含めて、いろいろな方が手を挙げていただくことができて、そして、手を挙げるときに私の知っているノウハウを使いませんかというお手伝いもさせてもらったつもりでございます。何もしていなかったかといったらそうではなく、表に出てきているのが何もなかっただけで、それも3年3か月前には次の選挙の前にもう一度提案させていただきますというふうにも言ってありますので、この機会になった所存でございます。

●出口 議長

ほかに質疑ございませんか。
坂原正勝君。

●坂原議員の質問

私からも質問したいと思います。
今回提出するに至った経緯をるる述べられておりましたが、3年前に提出して否決された。3年間熟慮して、また今回も提出されたということだというふうに受けとめました。

そこでお聞きしたいのですが、今回、定数削減の議案を提出するに当たって十分な議論を尽くされたのかお聞きしたいと思います。

●出口 議長

竹原伸晃君。

●竹原議員の答弁

ただいまの坂原議員の質問にお答えさせていただきます。
十分な議論をされたのかと言われると、議会の中では十分な議論はしておりません、されてもおりません。といいますのは、こういう重要な案件について、例えば、みんなまとまって委員会で審議をして、委員会として結論を出してそれを提案するというのも一つでございますが、実際の話ですね、賛否が分かれたこともございますし、なかなか一つの合意点が見出すことができないのではないか。そして、それぞれの議員にもそれぞれの立場がございますから、提案できる今回の提案者、私、そして覚悟を持って賛同していただいた瀧見議員2名の提案によって出せるわけでございますから、そこで出した上で皆さんに諮らせていただこうと考えたのがただいまの提案でございます。

●出口 議長

坂原正勝君。

●坂原議員の質問

議員定数に関わる事柄は議会にとっても重要な案件であると同時に、住民にとっても非常に大事な問題であります。

住民の多様な意見の集約が縮小される重大な内容をはらんでおります。このように議会にも住民にも重大な内容をはらんでいるという問題を3年前に提出し
て否決された。また、3年後に議会内で十分な議論もせずに再度提出されている。

議会の定数削減という問題は軽々に何度も提出するものではないと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

ただいまの坂原議員の質問にお答えさせていただきます。
確かに、たびたび出すようなものではございませんが、何よりも住民の声を代弁するといいますか、3年3か月前に提案したときに、「もともと無投票だったでしょ。なぜ可決できないのか、

この議会は」というふうに言われたこともございます。それをくすぶらせていたといいますか、それに向かって取り組んでいたのがこの期間でございまして、実際に提案するのに何の議論もしてなかったというのは議会内の話であって、自分の知る中では、住民の中でもいろいろな議論がされていたというのが本当のところでございます。

●出口 議長

谷地泰平君

●谷地議員の質問

竹原議員からの提案において、三つの理由において総合的に判断して定数削減を今回提案されたいうことですけれども、議員の定数削減というのは確かに全国でもいろいろ議論されていて、その中で確かに人口というところも行政としてはかなり大きい部分があるんですけれども、それ以外に言われているのが、自治すべき町の面積だとか、あとは各地域の特性だとか、あとは今、実際に抱えている課題、特に岬町は岬公園をこれからどう進めていくとか、関電の跡
地への企業誘致だとか公共施設の老朽化だとか、議会の中でも議会改革をこれからもっと進めていきましょうというところで議員としての役割がかなりこれからも大きくなってくると考えているんですけれども、そういった三つ以外の部分についてどういった判断をされたのか、もしも考えがあればお願いします。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

ただいまの谷地議員の質問にお答えさせていただきます。
確かに、岬町は課題がたくさんございます。特に、今後を左右する岬公園の話、多奈川地区の企業誘致の話、多大なる課題がございますし、また言われたように、議会内の改革を進めるに当たっていろいろな意見が必要かとも思います。しかし、定数が少なくなったからといって止まるものでもないとも、このように思っておりまして、時代が、私たち議員が選ばれて出てきた限りは、選んでいただいた方の意見を尊重するというか、聞き届けるのが私たちの仕事ということを優先させていただいているということです。議会内でしなければならないことは十分理解しておるつもりでございますが、それはこの人数でしっかりと議論していきたいと、このように思っております。

●出口 議長

谷地泰平君

●谷地議員の質問

10人でも十分に議論ができるだろうというような回答かと思うのですけども、今、全国的に議員削減という議論がされている中で、具体的にどれくらいの自治体で議員定数削減というところが行われているのかとか、あとはそもそもの人口が減ったから議員定数を削減しましょうということではなく、そもそも岬町にとって適切な人数がどれくらいなのかといった視点も必要だと考えるのですけども、それじゃあ、この12人という数が全国的に見て多いのか少ないのか、そういったところの根拠があれば回答をお願いします。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

ただいまの谷地議員の質問にお答えさせていただきます。
12人がどうなのか、そしてまた10人はどうなのかという議論です。それは、先ほど言われたように、町の面積や特性、課題によっても変わってきます。

12人で少ないのか多いのかというのを判断するのは私たち議員であるのかどうかという話です。住民の皆さんが我が町は12人では多いのではないかという声がある。そして、減らすのであれば2名だと。10人で十分やっていけるという声があり、それを実現させるための提案であって、ほかの自治体が1万5,000人の町で20人あるよとか、逆に10人しかないよ、それを9人にするとかいうものに左右されるものではなくて、規定というのは確かにありますから、その範囲内で決めていけばいいもの、そして、それに与えられた住民の声というものは、恐らく谷地議員も聞かれていることでしょうから、適切な判断をお願いしたいと思います。

●出口 議長

谷地泰平君

●谷地議員の質問

実際に住民の声というところを尊重して決めるべきだろうというような意見だったかと思うのですけれども、私のほうで、町村議長会とか市町村議長会のデータで調べたところによると、平成29年から令和3年までの5年間でたしか議員定数削減がなされたのは253自治体で、実際、岬町がどうかというところでいうと、岬町の議員1人当たりの人口比率で考えたときには、1人の議員が住民人口1,530人を抱えているような数値になるんですけれども、
全国1,743自治体中、人口比率は今998位なんですね。じゃあ、町村で見たときには743自治体中198位で、同じような人口規模で見たときには、人口1万人以上1万5,000人未満で見たときには167自治体ある中で岬町は10位なんです。

10位というのはそれだけ議員1人が抱えている人口の数が多いということなんですね。もう少し広げて、先ほど竹原議員がおっしゃっていた基準の1万人以上2万人未満、289自治体中73位という、あくまで数字的な話ですけれども、全国的に比較すると議員の数が多いというふうには、あくまで数字的には見られるんですけれども、こういったデータを見て、議員定数というところが適切かどうかというのはどのように考えられますでしょうか。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

谷地議員の3回目の質問にお答えさせていただきたいと思います。
回答としては、2回目の回答とほぼ同じになるのですが、データというのは確かにございます。
それに関してそのデータは違うんだということは毛頭ございませんし、その内容について向き合
っております。そのまちによって定数もそうですけれども、報酬というのがいろいろ前後しております。全国の町の報酬の平均が21万円代、その掛けることの定数ということで、議会にかかる費用というのが岬町においてのほうが、報酬の面だけに限ってですけども、高いというのは確実でございますし、報酬を削って人数を増やすという提案も、住民の皆さんの意見を聞いた中にはそういう方もおられますが、現実的ではないと判断させていただいておりまして、その議論は大切にしたいとは思いますが、現状、この議員歳費でこの定数でということになると、住民の声は10人にしてほしいという声のほうが多いということでございます。

●出口 議長

ほかにございませんか。
松尾 匡君。

●松尾 ただしの質問

提案者にお聞きしたいと思います。
先ほど提案理由を述べられた中に、令和元年6月議会定例会3日目を参照してほしいということをおっしゃったので、確認をさせていただきました。

その中で今回と同じ議案が提出されておりまして、結果は否決に終わっておりますが、その中での質疑応答のところで、提案者は、「仮に定数削減が可決されればそれまででありますし、可決されないのであれば、引き続き、この4
年間において可決を求めて活動をしていくといった気持ちで」というふうに明確にお答えされております。

これは議会内で可決を求めていくという動きを示しているのだと明言されているものだと受けとめておりますが、しかし、3年たった今でも議会内でそんな動きを一度も見ることはできておりません。

また、こうも言われております。「いろいろな委員会それぞれ知恵を絞って理解をして、自分の持っている仕事と兼ねて町議会議員をしている方々、それを進めるためにありとあらゆる改革をこれから進めていかなければならない」、これはもうずっと以前からも取り組んでいるのですけれども、なかなか前に進まない話でありますが、改革も併せて進めていくためには、やはりここで時間を持って取り組んでいく、この提出させていただいたタイミングというのはご理解いただきたい」というのも明言されているわけですね。

ここで時間をかけて取り組んでいくという明言をされているのですが、この3年の間に提案者は議会運営委員長となられたときもありましたが、結果、議会改革もなかなか進みませんでした。

その中で議員定数の在り方を検討する場を設けるといったこともできたはずですが、自ら提案されることもありませんでした。本当に議会として定数削減をなし遂げたい、そういう強い思いがあるのであれば、前回の質疑や討論で意見があったように、少なくとも定数の在り方を議論する場をつくる提案はするべきであったと思いますが、議会運営委員長のときになぜそうされなかったのかということと、現在でも副議長というお立場になられておりますし、より議会の総意として話合いを進めていくこともできたはずですが、今、1年数か月たっておりますが、いまだそんな動きとか働きかけはないのはどうしてでしょうかということと、

あと、議会運営委員長が代わって、今、ようやく議会改革の特別委員会がつくられようとしておりますが、提案者ご自身が3年前に言われていたことに対する行動が全く見えない中、今回また同じ定数削減の議案を提出されましたが、前回と同じく、残念ながら、少なくとも私にはこの議会についての思いと説明というのは一切ありませんでした。

正直申し上げまして、今回から今に至るまでの提案者の姿勢から、この議案を責任持ってなし遂げようとする気概が感じられませんし、住民に聞こえのよいパフォーマンスをしているとしか私は思えません。

前回に引き続き今回で2回目ですけれども、前回に出た様々な意見を取り入れられることなく反省もされず、全く同じ態度で上程された提案者の議員としての誠実さを疑うのですが、このことについてご自身はどう思われているかお聞かせいただきたいと思います。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

ただいまの松尾議員の質問に答えていきたいと思います。
2点あったかと思いますが、最初、議会として取り組む場所があったのに取り組んでいなかったのではないかといったことでございますが、先ほどの壇上での説明の中でも申し上げたように、実際に3年3か月前の提案では否決をされているわけです。その中でいろいろな意見をいただきまして、なぜ否決になったのか考えてみたところ、やはりなり手不足のことに関して一番取り組
んでいかなければならないことだというふうに私は考えました。

その中で、議会内でなり手不足をどうするかという議論ができるのかどうか、それを判断させてもらうと、なかなかそういう議論というのは難しいのではないかというのが私の判断でございますし、議員削減の話を特別に扱う場を設けても、なかなか削減に向けて取り組まれるというふうなことが見えないことから、地道に私は住民の意見を聞き、なおかつ、議員のなり手を発掘すべく取り組んでまいりました。それは私だけではなく、ほかの議員の皆さんも一緒かと思っております。

そういう観点から、議会内で議論するより町民を巻き込んだところで議論をしてきたというのが現状でございます。
もう一つの質疑でございます。議会改革、姿勢ですね。何も真摯に取り組んでいないというふうに見えるのかどうか、それは他の議員からほかの議員を見て、それが正しいか、間違っているか見るのはなかなか難しい。それはどの議論の場においても相手の気持ちになって考えるというのはなかなか実現しにくくて、特に議員という立場はそれぞれに応援してくれる人があって、そ
れを上げてくるのが私たちの仕事でございますから、取り組んでいないと見えるのであれば、その人は取り組んでいないだけではなくてうちで取り組んでいる。取り組んでいるように見えて取り組んでいない、それは全く分からないところでございます。

だから、今回提案させていただくに当たって、実際賛同者も得て提案させていただいているのですから、取り組んでいたと判断していただきたいと、このように思っておりますし、前回否決されたときにいろいろ意見をいただいた中で、賛同者の中に松尾議員もいたのかなと、そういうところに力を割いてわざわざまた説明に行かないといけないのかなというふうな気持ちも実際ございました。そのような観点で答弁をさせていただきます。

●出口 議長

松尾 匡君。

●松尾 ただしの質問

議会内で話し合うのは難しいと、総意を取るのは難しいというお答えだったかと思いますが、仮に3年前に言われたこれが可決されればそれまででありますし、可決されないのであれば、引き続き、この4年間において可決を求めて活動をしていくという気持ちでというのはそもそもなかったのにこういうことを言われたということでしょうか。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

ただいまの松尾議員の質問に答えさせていただきます。
気持ちがなかったのかと言われると、気持ちがなかったらこんなことはしておりません。しっかりと取り組むことが私の政治的な公約でもございますし、しっかりと取り組んできたところでございます。

議会内で議論はできないのであれば、いろいろな観点から個々の議員に相談をさせていただいていたというのが実情でございますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

●出口 議長

ほかに質疑はございませんか。
中原 晶君。

●中原議員の質問

提案理由として三つの事柄が挙げられて、それぞれについて説明もされました。
私が聞きたいのは、過疎指定に指定されたことがなぜ議員定数削減の理由になるのかということが一つなのですが、確かに、人口と財政力指数ということで、今回新たに岬町も過疎指定をされたといういきさつがありましたが、今回、過疎法が少し見直しがあったために、言葉は適切かどうか分かりませんが、岬町はギリギリの基準で入ったという状況だったわけですよね。

ということでいうと、ほかの団体と比べて人口減も財政力指数の基準についてもそんなに大きく過疎ということからイメージするような状況ではなかったのではないかと私は理解をしているのですが、その点について提案者の認識をお聞きしたいというのが一つ目であります。

それから、住民の数が減少しているということが理由として挙げられております。おっしゃるように、地方自治法で私どもの岬町の人口規模でありますと、上限は定められている。22名という20人台の議員数でいいますと、もしかしたら20年ぐらい前であったかと思うのですが、22名という上限が設けられているだけでありまして、なぜ10人なのかという今回の提案ですね、そこの根拠が分かりづらい点がありますので、10人と提案される根拠をお示しいただきたいと思います。

それから、三つ目の提案理由で住民より定数を削減してほしいという声があるということであります。定数削減は、かなり昔ですけれど、全国的にブームのように沸き起こってきた時期が過去にありました。そのときに岬町の議会でも定数削減が実際に行われたりもしましたが、今はそういった一時のようなブームのようなことは起こっていないというように私は思っています。

れで私の耳には、議員を減らしてほしいという声は実際に入ってきていないのです。それで、お聞きしたいのは、何人ぐらいから、具体的にどういった声をお聞きになるのかというのを率直に教えていただきたいと思っています。

削減してほしいという声があるとするならば、それは理由があってのことだと思うので、そのお声をお聞きになったのと同時に、なぜ削減してほしいとその方々がおっしゃっておられるのか、その点についても提案者がお聞きになっている声について教えていただければと思っています。

それから、民主主義の問題が全く論じられてはいないのですが、私は、この民主主義という問題は非常に大切な問題だと考えていますが、提案者は議員定数の削減を主張されていますが、民主主義の観点から定数削減についてどのようにお考えになっておられるかお尋ねしたいと思います。

それから、先ほど来、3年前の議員定数削減を提案者が議員提出議案として提案なさったときのことが質疑の中で出てきております。それで、お読みいただければとおっしゃってくださったので、さきほど途中まで見ていて最後まで見ていないのですけれど、その中で提案者は12月議会にどうして提出しなかったのだという質問を複数受けています。

それに対して多数派工作という言葉を使われて、要するに、賛同者が得られなかったのでパフォーマンスであるという意見も真摯に受けとめて、実現不可能だったと考え、12月議会には提出しなかったと、見送ったということをおっしゃっていました。

それで、翌年の6月に提出されて否決をされているわけですが、そうであるならば、提出された2019年6月の前の12月議会に出せばよかったのにという声に対しての先ほどの私のお伝えした内容ですね、それと何か状況が変わったのかどうか、そのあたりについてお聞きしたいと思うのです。

少しややこしい言い方をして申し訳ないのですが、提出しなかった理由を問われて、「賛同者が得られなかった、実現不可能だったので出さなかったのだ」というように前回おっしゃいました。今回はそうすれば賛同してもらえそうだと思ったから提出されているというように受けとめていいのか、そのあたりについてお聞きをしたいと思います。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

中原議員から五つの質問をいただいたかと思っております。
一つ目、過疎指定されたのは岬町はギリギリ滑り込みのようであって、そんなにむちゃくちゃ悪いものではないというふうな言い方であったと思われます。確かに、ギリギリだったのですが、指定されたことには間違いはございません。それに関して、先ほども議論がありました、決算のときにも議論がありましたが、効果額を得ている中、反面、町として岬町は過疎指定なんだなと
いうふうに見られているのも事実でございます。

その中、議員は、何をしたのだと言われると反省するところもあり、そこは何らかの手を打っていかなければならないといったところ、やはり議会の活性化に合わせて自分たちの過疎に合わせた財政力に合わせた議会運営を、また議会運営をしっかりとするために、やはり財源が必要になってまいります。そこで一つ、ICT化をするに当たっても、パソコンの導入なり費用がかかることでございますし、モニターを設置する等々の改革を進めていくにもやはり財源が必要になってくる。そこで、過疎地指定の財政部局にこれだけの費用をプラスしてよとお願いするのは忍びないところでございまして、自分たちの定数を見直すことによって生まれた財源で何とか議会の改革を進めていきたいと、このように思っているところでございまして、過疎地指定の件に関しての答弁は以上になります。

次の二つ目の質問で、なぜ、12人を10人にする根拠はということでございますが、確かに11人でもよかったのかなとは思いますが、中原議員のところにはそういう話はなかったとお聞きしますが、私の下には、前回出したこともございますし、何とか議会議員の定数を10人にという声が多かったというのが本当のところでございまして、実際、岬町が昭和30年に成立して以降、偶数の議員定数で来ておりまして、それがずっと来ている中、12人を10人にするといった住民の声が多かった。そして、1人当たりの抱えている住民数というのを、先ほど谷地議員から指摘もございましたが、決して少ないわけでもなく、そういった町も実際ございます。

そういったことから、根拠は住民の声だということをお伝えしたいと思います。三つ目の質問として、定数削減の声が中原議員の下にも届いていないと、今、こういうブームがあるのかどうか分からないといったことでございますが、これは中原議員が前回のときも答えていたように、中原議員は反対の立場であるということを住民の皆さんが知っていただいていて、中原議員のところにそういう話を持っていっても聞き届けられないといったことから、そこに話
が行かないのかというように理解していまして、私の下には定数の話はしょっちゅう来ます。
具体的に何人からという問いがありました。思いついた中で指折り数えてみると、両手では足りないといったことをお伝えさせていただきます。

今朝も通りすがりのここへ来るまでに、車に乗っていて通りすがりの男性が歩いていたのですが、その男性に、「今から議会か、どうや」、「今から議会最終日で定数の話をしてきます」と言ったところ、「俺はその結果を聞くのが生きがいや」というふうに答えてもいただいておりますし、当然、ほかの方からも「定数を削減するのは当然じゃないか」という話も聞いていますし、また別の方からは、具体的に名前は挙げられないのが非常につらいところではございますが、「実際に10人でやっていたじゃないか。なぜ、12人になったのか。補欠選挙をしたのか、それも不思議なぐらいだ。12人でないとだめだったら、そういう理論武装を立ててしっかりと反論すべきだ」というふうにそのご主人はそういった意見で私にいろいろを意見をしてくれていました。住民の声というのはいろいろな声がございますが、私のところ届いてくるのはそういう声が多い。

中原議員とは逆に、「定数はこのままでいいのだ」という声は聞こえないというのが本音でございまして、ここにおられる議員さんの中でもいろいろな意見は聞かれていると思いますが、恐らく大半は削減のほうを何とか考えてみてよというふうに言われているのではないかと、このように思っております。

四つ目の質問、民主主義の観点から、この提案はどうかといったことでございますが、確かに、住民の代表の議員の数が減ったら住民の声を伝える口が減るのは当然でございます。前回の提案のときにも言いましたが、私は定数が14人のときから12人に減った経験がございます。14人のとき、平成23年から27年までの間よりも27年を経てから2名減って運営している中の議事録のほうがページ数が多い。いろんな議論がなされてきたということを前回のときも答弁させていただきましたが、要は、議員として出てきていただく方の気持ち如何によって民主主義が達成されるのかどうか決まってくると。住民もしっかりとそういった声を届けていただける議員を選んで投票していただく、それが求められる厳しい選挙になるとは思いますが、しっかりとその点については心配は要らないのかなというように理解しております。

五つ目の質問ですが、3年前の議事録を見ていただきまして、その中で現在と比較して疑義があったようです。賛同してもらえそうだったから、賛同が少なかったから出せなかったというのも事実でございますし、それを押してでも令和元年6月に出したというのも事実でございます。

今回、多数派工作がという話をされておりますが、私は私の取組の中でしっかりと賛同していただく方を口説いておりまして、やはりそれぞれの議員の立場というのは、応援していただいた皆さんがございますから、そこでしっかりと議論をして判断していただきたいとお願いをしておりまして、それを元に勘案すると可決できるのかなというふうに私ながら思っております。

●出口 議長

中原 晶君。

答弁漏れとまでは言いませんが、もう少し詳しくお聞きしたことにお答えいただきたい点が1点ございます。
今の答弁を聞いていてなるほどと私は思ったのは、そうか、私は議員定数削減に反対だから議員を減らせと思っている人は私ところへは言ってこない、なるほどと妙に納得しました。そうか、それで私のところにはそういう意見のお持ちの方は言ってきてくださらないのか。なるほど、非常に説得力のある答弁でございました。

それで、私が答弁漏れと言っているのは、どうして定数削減してほしいと言ってきておられるのかということを聞きたいということを先ほど問うていました。理由はいろいろと思うのですよ。ですので、定数削減をそういう主張をお持ちの方がおられることを否定するわけでは決してありませんが、どういう理由で議員定数を減らすべきだというふうにおっしゃって来られるのか、その点についてもう少しお聞きしたいと思っています。

それから、いろいろお答えいただいて、可決できるところまで多数派工作を行っているのだと思って、今どきどきしていますけれども、民主主義の観点からどう考えるかということを聞いたことに対しては、議員の数が多ければ多いほど民主主義の面からはよいと、提案者はその点についてはそのようにお考えなのだと、私と同様の考えだということは理解いたしました。

質問は先ほどお答えいただけなかった一つお答えいただきたいと思います。

●出口 議長

竹原伸晃君

●竹原議員の答弁

答弁が漏れていたというか、お伝えし切れていなかったので、もう一度お答えさせていただきます。
定数削減を求めている声というのはどのようなものなのかといったことでございますが、私に声をかけていただくのは、まず、一般の住民というより、一般の住民の延長線上で各種団体の役員の方という方がとても多いです。その中で役員の方がどのように考えている、そこの深いところまでは私は知る由はございませんが、話のやり取りの中で、現状、この人数で運営できているのだから、10人でも差しさわりはないし、10人でしっかりと取り組んでいただけるのであれ
ば、報酬もしっかりと上げていくべきだという意見を持たれている方がとても多いです。

私としては、報酬に関しては今回、報酬条例の話はせずに定数条例のことについて議論をするので、それは少し違う話ですよといったところでございますが、その気持ちはとてもありがたいなと。私たちの仕事を認めてくれているのだなというふうに捉えております。だから、具体的な話というのは、10人でいいと思っているというのは聞くのですが、なぜ10人なのですかといろんな人に聞いておりますが、そこまで深いことは聞いていないというのが現状でございます。

●出口 議長

ほかに質疑はございませんか。よろしいですか。
(「なし」の声あり)

これで質疑を終わります。
松尾 匡君。

●松尾ただしの修正動議の提案

動議を申し入れます。

●出口 議長

ただいまの議案に対する修正動議ですか。

●松尾ただしの修正動議の提案

修正動議です。

●出口 議長

どうぞ。

●松尾ただしの修正動議の提案

休憩を取っていただいて、文書をお配りしたいと思います。

●出口 議長

修正動議案について受付・確認を行うために暫時休憩をいたします。

再開は分からないですので、また放送します。

(午後 2時20分 休憩)
(午後 2時46分 再開)

休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
先ほど、松尾匡君から、議員提出議案第2号に対する修正動議が提出されました。

この修正動議は、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定に従い提出されており、成立をいたしました。

修正案はお手元に配付されているとおりでございます。この修正案を原案と併せて議題とし、提出者の趣旨説明を求めます。
松尾 匡君。

●松尾ただしの修正動議の提案

議長の許可を得ましたので、修正案の説明をいたします。
議員提出議案第2号

岬町議会議員定数条例の一部を改正する条例案に対する修正案

岬町議会議員定数条例の一部を改正する条例案を次のように修正する。

本則の改正規定中「10人」を「12人」に改め、本則を第1項とし、同項の次に次の1項を加える。

2 前項の規定による定数を変更する場合は、調査研究を重ね、十分議論することができる議会内の機関にて審議する。
附則の改正規定中、「次の一般選挙」を「交付の日」に改める。

以上であります。

次に、提案理由の説明をいたします。

議会を構成する議員は、高い資質と自覚が求められ、多種多様な活動の中で町民からの意見を反映するに十分な機能を議会が持つとともに、行政の予算執行に対する高度な見識を有する義務があると考えます。地方分権の進展と権限委譲の拡大に伴い地方自治体の役割は拡充され、自治体の最終的な意思決定機関である議会の役割と責任が大きくなってきています。

このため、議会が持つ議事機関としての機能と行政の監視機関としての機能の一層の充実強化を図ることはもとより、議員自身の質の向上に努めるとともに、責任と役割を果たしていかなければなりません。

しかしながら、全国的にも議会が何をしているのか見えない。また、議会活動が住民に伝わらないなどから、議員定数を削減すべきとの意見が散見されます。

一方、地方分権改革によって自治体の業務は質・量ともに増大しており、さらに多様な意見を反映するためにも定数を削減するべきではないという意見もあります。

そんな中、今回、議員提出議案第2号、岬町議会議員定数条例の一部改正についてが提出されましたが、その提案理由は、令和3年度から本町が過疎地域に指定されたこと、議員定数を定める要素である住民の数が減少していること、住民より定数を削減してほしいという声があることを総合的に判断するものであり、定数削減の明確な根拠がなく、非常に主観的で曖昧なものとなっております。

以前にも本町では、令和元年6月議会定例会3日目に提案者より議員定数削減の議案が提出され、結果、否決となっております。

そのときの質疑や討論で議員の定数は町村議会の根幹に触れる重要事項であるから、その変更は議会制民主主義と民意反映の上から特に慎重を期すべきものであり、議会内での総意を図る努力をしていないという意見や議員にとっても住民にとっても非常に重要な案件、その重要案件を事前に議員個々への説明をせず賛成多数を確保しようともせず可決しなくてもよいという、そんな無責任な態度では賛成できないという意見、さらに、議員のなり手不足の問題も同時に考えなければならない。議会の役目や議員の仕事などを住民にもっと周知し、理解を得ていく努力も必要という意見も出されました。

あれから3年が過ぎましたが、前述の意見を考慮することはなく、また議員定数削減を実現するための動きや議論の場を設ける提案などもなく、議会で一切議論されないまま以前と同じ議案が今回提出されたことになります。

議会制民主主義の根幹に関わる議員定数の変更は極めて慎重にあるべきであり、少なくとも議会内で一定の調査研究がなされ、民意も反映した上で十分議論されるべきものであると考えます。

また、今後も議会内で十分な議論を経ずに同じような議案を提出されることを防ぐためにも、条例でしっかりとその旨を明記すべきと判断し、議員提出議案第2号の修正案といたします。

以上であります。よろしくご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。

●出口 議長

これをもって趣旨説明を終わります。
これより修正案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。

坂原正勝君。

●坂原議員の修正動議案に対する質問

私は賛成者になっておりますが、中身を再確認する意味で質問させていただきます。
修正案の内容を見ていますと、2項目に、調査研究を重ね、十分議論することができる議会内の機関にて審議すると明言されております。議会内の機関で十分議論することができると、これはどういうものを指しているのかお聞きしたいと思います。

●出口 議長

松尾 匡君。

●松尾ただしの修正動議案に対する答弁

坂原議員のご質問にお答えしたいと思います。
議会内の機関とは何を指すのかということについてですが、今、岬町議会は議会改革の特別委員会を設置しようという動きがあります。

一番いいと思われるのは、特別委員会の下で1テーマとしての案件というのが望ましいかと思われますが、その都度都度、議会内でその機関を皆で諮っていき、そして最適な機関で議論することが望ましいと考えます。

●出口 議長

竹原伸晃君。

●竹原議員の修正動議案に対する質問

1点質問でございます。
修正案と原案というのが取扱いについて難しいところでございまして、一つ確認をさせていただきますのは、提出者に当たっては、私が提案した定数12人を10人にするといったことに対して、修正で10人を12人に改めるといった内容でございまして、そもそも12人を10人にするといったことでございますから、内容としては、私の提案を否決すれば事足りるのではないかと。補足のことに関しましては、委員会条例において委員会を設置すれば事が済むのではない
かというように思うのですが、また賛同者の方にもこのように多数の方が書かれておられますが、同じ意見なのであるのかどうか確認をさせていただきたいと思います。

●出口 議長

松尾 匡君。

●松尾ただしの修正動議案に対する答弁

竹原議員のご質問にお答えしたいと思います。
先ほど否決すればいいのではないかということですね。ここ提案理由にもありますとおり、最後の一文ですね。

また、十分な議論を経ずに同じような議案を提出されることを防ぐというため
にも条例でしっかりとその旨を明記したいという思いがありますので、修正動議とさせていただいております。

●出口 議長

竹原伸晃君。

●竹原議員の修正動議案に対する質問

答弁いただきました。
ただいまの説明によると、今回否決されたことによって今期の定数に議論する場があくまで今回で終わってしまうかのような言い方をされていますが、議会というのは議員が持っている権利におきまして、提案者があって賛同者があればそれを受理すると、議員提出議案として取扱いということになっていることと、先ほど答弁されたことに関して矛盾はないのかと思うのですが、この点に関していかがでしょうか。

●出口 議長

松尾 匡君。

●松尾ただしの修正動議案に対する答弁

竹原議員のご質問にお答えしたいと思います。
私はこの修正動議をなぜ出したのかということを少し申し上げたいと思います。
私は本町の定数の在り方を議会としてしっかりと調査研究していないこと、また、広く民意を聞けていないことと併せて、議会内で議論できていないのに、主観的で曖昧な理由のみで根拠なく議会制民主主義の根幹に関わる議員定数の変更をすることは問題であると危惧をしております。

そもそも議会制民主主義である議会の役割や仕組み、議員の仕事とはどんなものか、また、どこまでが仕事なのかなど、議会や議員について我々議員間でも議論したり提起していない中、住民の理解は到底浸透していないからこそ、議会が、議会が何をしているのか見えない。また、議会活動が住民に伝わらないという意見が散見されるのであろうと私は考えております。

全国的に深刻な議員のなり手不足の問題も、結局のところ、議会や議員の活動が不透明であるといったところから来ているのではないかというようにも考えます。そう考えると、議員定数の在り方を調査研究、そして議論する前に、まずは本町議会としても、もっと住民へ理解を得るために、例えば、出前議会や議会報告会もしくは座談会というものなどを設けてですね、住民との接点を持つためのアプローチをこちらから積極的に働きかける努力をするべきであり、やるべきことはまだまだあると私は思っております。そういう努力を経て一定の理解を得た上で議員定数の在り方として民意を取り入れ、調査研究し、議論することで今の本町に合った本当に正しい議論がなされると私は考えております。

また、この町の議員定数の在り方を議会で調査研究、そして議論しているその課程を住民へオープンにすることでも住民の議会や議員への理解が深まると私は考えております。私はここまでしてこそ、これが議員定数の在り方の根拠としてあり得ると考えております。よって、それらを全く踏まえていない現時点では根拠など存在し得ないと考えるので、定数は今までどおり12人とし、それらを踏まえた上で本町議会の総意として根拠を持って定数の変更をすることが望ましいと考えるからでありまして、提出をさせていただいております。

●出口 議長

3回目でございます、竹原議員。

●竹原議員の修正動議案に対する質問

3回目というよりも、2回目の質問で先ほど答えていただきたかった内容と全く違うことを答えられておられます。というのはですね、これを3回目としてしまうと終わってしまうので、2回目の質問をもう一度しますと、我々議員は1人1人に対して議員提案することができるといった権利がございます。賛同者が1名あったら提出ができる。

そして、この修正案を可決することによって、それができなくなるのかどうなのか、それは矛盾が生じていないのかという話を聞いたところでございますので、先ほど答弁いただいたのは、趣旨説明の内容を2回聞いたような感じでございますから、2回目の質問に答えていただきたいと思っておりますが、ど
うですか。

●出口 議長

松尾 匡君、補足説明をお願いしたいと思います。

●松尾ただしの修正動議案に対する答弁

竹原議員のご質問にお答えしますが、議員が今までどおり議案を提出できるかどうかというのは、ここに書かれているように、まずは議論した上で提出するのであれば提出できるというようなものであります。

ですので、結果的にできるという答えになるかと思います。

●出口 議長

竹原伸晃君。

●竹原議員の修正動議案に対する質問

3回目の質疑をさせていただきます。
これが可決をすると、この中で議論を経なければ議員の持っている議員提出議案、定数条例に関することは提案できないと、それがなければできなくなるといったことで認識させていただいてよろしいのでしょうか。

3回目の質問はこれで終わります。

●出口 議長

松尾 匡君、

●松尾ただしの修正動議案に対する答弁

竹原議員の質問にお答えしますが、何度も繰り返して言いますが、まずはこの趣旨を聞いていただいたと思いますが、まずは議会制民主主義の根幹に関わることですから、やはり全員で一旦話合いを持つべきだと。

そして、しっかりとした根拠を生み出すべく、議会としてしっかりと調査研究、そして住民の声を聞くなり、そういったものを時間をかけて結論を出して
いくべきだという趣旨なのです。

よって、そういった話合いを持たずにまた提出するということは議会としていかがなものかということの今回の趣旨でありますので、話合いを持たずにいきなり提出するのはいかがかと私は思っております。

●出口 議長

ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)

質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。

まず、原案に賛成の方の討論を行います。討論ございませんか。
瀧見明彦君。

●滝見議員の原案に対する討論

議員定数議案第2号、岬町議会議員定数条例の一部改正についてに賛成の立場から討論させていただきます。

賛成理由は、先ほどご説明にもございました人口減少、過疎指定、住民のご要望等ございますが、私が賛成の理由として一番挙げたいのは、議員になりましてまだ1か月と少しのところで私には大変大きな負荷を頂戴した議案でございます。1人では決めかねますので、私の講演会の幹部を集めまして話合いをいたしましたところ、全員がぜひ賛成してくださいというご意見でございました。中には賛成しないと次は推さないよとまだおっしゃられる方がいらっしゃいました。

中原議員、幹部は全員で10人でございます。10人のご意見ではございますが、私といたしましては、やはりこのようなご意見を無視できない立場にいます。よって、この議案に対して私は賛成の意思を表明させていただきます。

●出口 議長

次に、原案に反対の方の討論を行います。
坂原正勝君。

●坂原議員の原案に対する討論

今回提出された議案は数年前にも提出され、否決されたものです。そのときにも私は、何の議論もなされないままの状態で提出されたものであるため、反対討論をした上、反対の立場でした。

そして、今回またもや提出されました。先ほど質問の中でも触れましたが、議員定数に関わる事柄は、議会はもちろん住民にも多大な影響を及ぼす大変重要なものであります。

住民の多様な意見が拾い上げていけない、届かない、その危険性もございます。であるので、その議論は慎重かつ丁寧に取り扱うべきものと考えております。

提案理由を読んだ上でも非常に短絡的で、なぜ議員定数を削減しなければならないのかという明快な基準、論点はなく、拙速かつ性急に提案されたものと断じざるを得ません。何ら議論を深めることなく提案された今回の議案には到底賛成することはできませんので、よって、原案に反対とします。

●出口 議長

次に、修正案の賛成の方の討論を行います。

討論ございませんか。
谷地泰平君。

●谷地議員の修正動議案に対する討論

今回の修正案に賛成の立場で討論に参加させていただきます。


私も議員定数というところに関しては、やはり慎重に議論を重ねた上で決定すべきという考えを持っております。その結果、削減しても大丈夫だと結論をいただいたらそれはそれでいいですし、しかし、今、十分に議論されていないというように私自身も印象として感じております。

また、一番の理由としては、私も今回の議員定数削減はほかの自治体のどういった動きで議論されているかというところを調べてみたところ、やはり専用の特別委員会を設けていたりとか、あとは議会運営委員会といった機関で議論されているところが多くありました。

私1人で個人で調べただけでも議員定数削減をされたところだけでも3割、4割ぐらいの議会がそうして議論を重ねた上で決定している事項でございます。

もっと調査研究をしたら、ほかの自治体とか、どういったところをきちんと議論をしたかというところに少し目を向けるべきだと考えますので、今回、修正案に対して賛成とさせていただきます。

●出口 議長

次に、修正案に反対の方の討論を行います。討論ございませんか。
竹原伸晃君。

●竹原議員の修正動議案に対する討論

原案の提出者であり、今回の修正案に対しては反対の立場で討論をさせていただきます。
実際にいろいろと述べていただきまして、提案理由を書いていただいておりますが、その内容につきましては、先ほど私が原案の提案理由で述べたこと、そして、この場において皆さんの質疑において答弁させていただいたことも含まれている内容をこのように書かれておりますが、私の認識としては、この議会でも皆さん3年前からどうしたらいいのであるか、それぞれ考えておられたのは確かであって、それを地元でも聞かれているというふうに私は理解していまして、それをみんなで集まって委員会でする、それも一つの手ではございますけれども、やはり住民の願いを上げていくということが必要というふうに判断をしています。

そしてまた、反対する一つとして、2項に関することでございますが、審議をするのであれば
特別委員会の設置を賛成多数で設置したらいいのですよ。そして、そこでしたらいいとは思うのですが、これを規定することによって議員の持っている権利を規制するものだというふうに捉えさせていただいたのです。それは少し上位法との兼ね合いで違うのではないかという判断でございますので、この修正案に対しては反対とさせていただきます。

●出口 議長

原案に賛成の方の討論を行います。討論ございませんか。
(「なし」の声あり)

討論なしと認めます。
次に、原案に反対の方の討論を行います。討論ございませんか。

中原 晶君。

●中原議員の原案に対する討論

議員提出議案第2号、岬町議会議員定数条例の一部改正について、反対の立場から討論に参加したいと思います。


私は議員定数を減らすことにそもそも反対なのです。だから、私のところには減らしたらいいのではという声がやってこないといみじくも先ほどの質疑に対してお答えいただいたとおり、今、岬町の議会は12人議員がおりますが、この12人というのも削減されて12人になったのですね。

そのときにも私は反対をしました。それは議員と議会の役割が極めて果たしにくくなるというふうに考えているからなのです。もちろん多ければ多いほどいいなんて、そういう暴論は言うつもりはありませんが、私は、議員の役割というのは住民の声を議会に届けて願いを実現することとしっかりとチェック機能を果たすと、この二つが大きな役割だというように思っています。

その役割をしっかり果たしていくには、少なければ少ないほどいいという議論には与するわけにはいかないという立場であります。
先ほど質疑を通じた民主主義の観点からどう考えますかということをお聞きいたしましたら、数が多いほど民主主義の面からはよいと、まさしくそのとおりであろうと考えるものであります。

質疑の中で残念ながら聞けなかったのが、なぜ定数を減らすべきだというふうにおっしゃっているのか、私は大事なのは中身といいますか信義だと思っているのです。そのことを主張なさる方の願いがどこにあるのだということだというふうに思っておりまして、減らせばそれでいいという単純なものではないのではなかろうかと思っておりますので、その中身について、そういった声を寄せられる方の信義ですね、その理由、残念ながら、そこが先ほどの質疑では確認ができませんでした。

兼ねてから議員定数は私は減らすべきでないというふうに思っています。議会では私はたくさんしゃべりますけれども、ほかの議員の皆さんが質問なさることも、「ほんとだ」って思うことが結構あるのですね。やはり1人の力では思い至らないことがたくさんありまして、もちろんさきほどから言っているとおり、多ければ多いほどいいなんていうことは言いませんが、減らしたら住民の声が行政や議会に届きにくくなる。

提案される議案に対しても、もしその議案が住民に不利益があった場合、チェック機能がしっかり果たせないというふうになってしまうというふうに思いますので、議員定数を削減するという提案に対しては反対であります。

私は自分の議席は名前は中原 晶議員の議席ということになっておりますけれども、自分自身の議席は住民の皆さんの議席だというふうに思っているのです。ですので、そういう思いからも,簡単に定数を減らすということを十分な議論なく決めてしまうということにも賛成できないと考える立場であります。

●出口 議長

次に、修正案に賛成の方の討論を行います。
坂原正勝君。

●坂原議員の修正動議案に対する討論

この修正案の第2項にありますように、定数を変更する場合はとあります。削減とは書いてないのですが、定数問題について議論する見合いはきちんとそういう場を設けて議論していこうということがここで担保されるというふうに考えております。

まず、議論をしてから結果を導いていくと。この議論なくして先に結果だけというのは非常によくないと考えますので、賛成いたします。

●出口 議長

中原 晶君。

●中原議員の修正動議案に対する討論

議員提出議案第2号、岬町議会議員、定数条例の一部を改正する条例案に対する修正動議に賛同する立場から討論に加わりたいと思います。
先ほど議員提出議案第2号の中で私の議員定数に対する考え方については述べたところであります。

ただ、議員定数というのは何人が妥当であるのか、これは永遠のテーマでなかろうかというふうに思います。とはいえ、ほかの一つ一つ提案される議案の賛否とは全く違う。私はさきほど議席は住民のものだというふうに申し上げたのですけれども、それぐらい重いものであり、議員1人だけで決められる、また議会だけで決められるものでもないというように思っています。

また、定数削減の問題を議論しておりますけれども、先ほどもともとの条例提案の中で報酬の話も同時に出てまいりました。ですので、この議員の定数の問題と時には報酬の問題も併せて議論しなければならないことも出てくるかもしれない、そういった多面的な議論をしっかりと行った上で議員の定数については決めるべきだと私は思っています。そこにもちろん民意の反映ということも大切だと思っておりますので、議論を通じて住民の皆さんの意見もその議論に反映をさせるということも議会として必要なことではないかと思っております。

この修正案の定数削減の明確な根拠がないという指摘が提案理由の中でございます。先ほど私は、なぜ定数削減が必要だとおっしゃるのか、その理由が一番知りたいのだと言いました。提案理由の中に議会が何をしているのか見えないということから定数を削減すべきとの意見が見られるという指摘がございます。そういう面は事実としてあるのではないかと思いますし、だからこそ私たち議会や私たち議員自身が何を日頃行っているのか、そのことについてよく住民の皆さんに知っていただく努力を重ねなければならないというように思っております。

そして、その一つではありますが、私どもは議会全体として議会だよりを再発行、復活させて、住民の皆さんに議会が何をしているのか知っていただく努力を重ねているわけなのです。また、議会改革についても議論を進めているところなのです。ですので、そういった議会内での慎重な議論を十分行った上で重要な議員の定数という問題について結論を出していくべきではないかと思いますので、この修正案に賛同する立場であります。

●出口 議長

次に、修正案に反対の方の討論を行います。討論ございませんか。
(「なし」の声あり)

討論なしと認めます。
次に、修正案に賛成の方の討論を行います。討論ございませんか。

(「なし」の声あり)

討論なしと認めます。
これで討論を終わります。


これより、採決します。

まず、議員提出議案第2号に対する松尾 匡君から提出されました修正案について、起立により採決します。

修正案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(起立多数)

起立多数であります。
よって、修正案は可決されました。

ただいま議員提出議案第2号に対する修正案が可決されましたので、原案については議決不要となります。

以上をもって、今期定例会の会議に付された事件は全て終了しました。
以上で、本日の会議を閉じます。

これをもって、令和4年第3回岬町議会定例会を閉会します。

 

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