議事録:「みさき公園事業撤退に伴う南海電鉄と岬町の基本協定書」の審議

議事録:「みさき公園事業撤退に伴う南海電鉄と岬町の基本協定書」の審議

○奥野 学議長 

 日程第8、議案第27号「負担付きの寄附の受納について」を議題とします。本件について、提案理由の説明を求めます。総務部長、西 啓介君

○西総務部長

 日程第8、議案第27号「負担付きの寄附の受納について」をご説明いたします。

  提案理由といたしましては、南海電気鉄道株式会社のみさき公園の管理運営事業からの撤退及び本町による都市公園の存続を円滑に実施するため、南海電気鉄道株式会社と協定を締結し、みさき公園用地及び施設の寄附を受けるため、議会の議決を求めるものでございます。

  みさき公園は、1957年(昭和32年)に開園し、南海電気鉄道株式会社が町から公園施設の設置許可を受けて施設の管理運営を行ってまいりましたが、運営状況の悪化を理由として、令和2年3月末で公園事業から撤退する申し出が行われました。

  南海からの撤退の申し出を受け、町は公園存続を第一に考え、南海と協議を続けてまいりましたが、撤退後の公園存続とその用地をめぐる諸問題について合意に達しましたので、南海と基本協定を締結し、公園用地及び施設の寄附を受けるものでございます。

  1、寄附の目的は、岬町立みさき公園を設けるため。

  2、寄附の対象は、(1)寄附を受ける土地、大阪府泉南郡岬町淡輪3990番地ほか。面積は約34ヘクタール。協定第4条に規定する境界確定後の面積となります。

  参考資料1をごらんください。

  図面の赤い線が都市公園の範囲で、青い線で囲まれた緑のエリアが寄附を受ける土地の範囲となります。

  議案に戻り、(2)寄附を受ける施設は、公園施設の用に供する施設等、協定第6条に規定する撤去が行われない施設等となります。

  参考資料の2をごらんください。

  寄附を受ける施設、建築物等の一覧となります。

  公園施設として利用できるトイレや休憩施設、公園管理に利用できる事務所や倉庫、通路や法面の擁壁となっている施設などが存置する施設となります。

  議案に戻りまして、4、寄附者は大阪市中央区難波五丁目1番60号、南海電気鉄道株式会社代表取締役 遠北光彦。

  5、寄附の条件は、町は基本協定を遵守し、都市公園みさき公園を管理運営することでございます。

  基本協定書につきましてご説明をいたします。協定書は前文と15条で構成しております。

  まず前文ですが、岬町と南海とは、南海が令和2年3月31日をもって岬町都市公園みさき公園の管理運営事業から撤退することを踏まえ、撤退後の都市公園の存続とその用地をめぐる諸問題について基本協定書を締結するものでございます。

  第1条は、協定の趣旨を定めるもので、町と南海の間で締結された都市公園にかかわる一切の約定が令和2年3月31日で終了し、南海が公園の管理運営事業から撤退すること。

  都市公園の存続を図るため、南海は都市公園用地と別途特定する隣接地、都市公園内に存置される施設を無償で町に譲渡し、町は都市公園の用に供することを定めております。

  第2条は、土地及び施設の譲渡を定めるもので、町は令和2年4月1日に現状有姿で譲り受け、譲渡契約を別途締結することなどを定めております。

  第3条は、土地の用途変更の禁止を定めるもので、町は譲渡を受けた土地及び施設を都市公園の用に供するものとし、公共公益上必要が生じたときは双方で協議することを定めております。

  第4条は、所有権の移転及び引渡しを定めるもので、土地及び施設の所有権は、令和2年4月1日に町に移転すること。

  土地の範囲については、境界確定後に改めて覚書を締結すること。

  令和2年4月1日に土地及び施設の現状有姿のまま引き渡すことを定めております。

  第5条は、園内受託事業者の撤退を定めるもので、南海は園内受託事業者と円満かつ適切な協議を行い、9月末までに明け渡しを求めること。

  明け渡しに要する費用は南海の負担とすること。

  期限内の明け渡しが困難となった場合は双方で協議することを定めております。

  第6条は、施設の撤去を定めるもので、南海は工事を令和3年3月末までに完了させる努力をすること。

  期限内の完了が困難となった場合は、同年6月末までに延長すること。

  工事に要する費用は南海が負担すること。

  町の都合により追加で必要となった費用は町の負担とすること。

  期限内の完了が困難となった場合は、双方で協議することなどを定めております。

  第7条は、動物の対応を定めており、南海は令和3年3月末までに公園内の動物を退園させること。

  退園に要する費用は南海の負担とすること。

  期限内の退園が困難となった場合は、双方で協議すること。

  退園まで南海が適切に飼育管理を行い、その費用は南海が負担することを定めております。

  第8条は、本件土地の使用を定めるもので、4月1日以降、南海が撤退に必要となる業務を遂行するため、公園の土地、施設を必要な範囲、期間無償で使用すること。

  南海は諸業務を早期に完成させること。

  町も円滑な業務遂行に協力することなどを定めております。

  第9条は、境界確定、分筆、所有権移転登記手続を定めるもので、土地譲渡に必要な作業については南海が行い、その費用については町が負担することを定めております。

  第10条は、固定資産税の免除を定めるもので、土地については、令和2年度分の固定資産税の4分の3を免除することを定めております。

  第11条は、本件土地内の事業用定期借地契約の承継を定めるもので、相手方の同意を得て、町が南海の地位を承継することを定めております。

  第12条は、関係車両等の通行を定めるもので、隣接する大阪ゴルフクラブなどの工事車両等が通行する場合は、町はこれを許可し、使用料等は無償とすることを定めております。

  第13条は、協定の解除規定を定めるもので、この規定の義務に違反し、是正を求めても改善されない場合は、この協定を解除することができることを定めております。

  第14条は、協定に定めのない事項については、信義則に則り、双方協議の上、決定することを定めております。

  第15条は、本協定は、町は議会の議決を、南海は機関決定をそれぞれ経ることを条件として定めております。

  以上が議案の概要であります。よろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。

○奥野 学議長

  これをもって提案理由の説明を終わります。

  これより本件に対する質疑を行います。質疑ございませんか。

  松尾議員。

○松尾 匡議員

  私から6件質問をさせていただきます。

  私は、南海電鉄がみさき公園事業から撤退すると表明されてから約1年ですね。今日まで、みさき公園を遊園地として存続することを願う多数の方々の民意を受けとめ、議会にて町に対しその声を届け、存続させる道を提案してまいりました。

  みさき公園の今ある価値、つまりは、たくさんのみさき公園ファンの思い出や想いのつまった遊具や施設などを残して、次期後継事業者が、その価値を継承し、利用することで、初期投資を抑えながらもみさき公園の運営を再開し、みさき公園をより活性化した町のシンボルマークに発展させることができるように、この3月の一般質問でも提言してきたところではありますが、今回の協定書案により、そのような岬町の財産を残すことができるのかというのを確認させていただきたいなと思います。

  今回、議案のみさき公園事業撤退に伴う基本協定書案の第5条、園内受託事業者の撤退についてでは、令和2年9月末までに明け渡しを求めるという記載があります。

  第6条では、施設の撤去についての記載があり、撤去施設一覧の工作物では、ほぼ全ての南海電鉄保有の遊具及び園内事業者資産の遊具が列挙されております。

  しかし、先日開かれました全員懇談会の資料の5の、南海から提出された園内事業者からの嘆願書についてに対するご回答に記載されている内容では、岬町と園内事業者の協議が整った場合、南海電鉄も柔軟に対応して撤去対象施設から除外すると明記されております。

  ただし、撤去工事準備も含め、令和2年6月末までに決定するようにとも記載されております。

  南海の嘆願書に対する回答と、今回の協定書案に記載されている期間の相違により、町として残してもらうべき遊具の選定と園内受託事業者との協議の時間はとても限られております。

  今後、岬町としてどのようにこれらを対応していくつもりですかということが1点です。

  そして、2点目。そもそも、岬町として、一般質問や懇談会などでこの件を協議していくと、事あるごとにお答えいただいておりますけれども、観覧車などの遊具に関してきちんと住民とかの民意を酌んだ上で町のシンボルとして残していきたいと考えておられるか、思いがあるかということが2点です。

  そして、3点目。私が昨年独自で行った住民アンケートで、動物園をたとえ縮小してでも残してほしい。特に、小さな子どもさんがいらっしゃると思われる方々からは、ふれあいコーナーを残してほしいとの声がとても多く寄せられておりました。

  現在、譲渡が決まっていない動物たちは、協定案第7条において、令和3年3月末までに退園させるものとなっておりますけれども、同条第2項において、退園が困難な場合は協議するとあります。

  しかし、先に述べたとおり、民意としては小さくても動物がいる環境を残してほしいと言っているわけですね。

  これを受けて、困難とならずとも南海と協議し、まだ譲渡が決まっていない動物たちだけでふれあいコーナーなどの再開を検討することを町としても念頭にはないでしょうか。

  もし、動物たちの飼育管理の費用を懸念しているということであれば、退園までの間は南海が負担をすることの協定書案になっているため、次期事業者の公募を早急に行い、岬町が管理する期間がない状態でふれあいコーナーもみさき公園の残すべき価値として継承してもらうことが可能と考えますが、その点もいかがでしょうかということが3点目です。

  そして4点目、プールについてもしかりで、この協定書案に撤去施設の建築物としてプールに関する一切が記載されております。

  これも同様に、地域事業者の公募をできるだけ早めて、次期事業者に残すべきかどうかの判断を委ねるか、また、少しでも今ある価値を残した魅力ある新しいみさき公園とするためにも一夏だけで年間今8万人以上の集客能力があると。プールありきのみさき公園として事業者を公募したほうがよいと思うのですが、いかがでしょうか。

  これについては、ひらかたパークというのがありますけれども、これで、一夏で25万人の集客能力があると言われております。みさき公園のプールについても同じようなポテンシャルはあるはずで、それを壊してしまうというのはあまりにももったいないかなと考えますが、いかがでしょうか。

  そして、5点目、公募にはさまざまな条件を付す必要があり、その条件を選定するだけでも時間を要することは理解をしておりますが、一刻も早くみさき公園の次期事業者を公募すべきと考えます。

  次期事業者の決定をいつごろをめどとし、公募するためにいつから動き出す予定をしてるかというのもお聞かせください。これが5点目。

  そして最後。岬町として、次期事業者の公募を行っていくということは、町長も担当部長も以前から話されていますけれども、そもそも町として次期事業者に求めるみさき公園事業は、海洋センターとか、今ある里海公園など、近隣に似たような施設があるにもかかわらず、集客力の見込めない同じような施設しか有していない自然公園としてなのか、それとも、今ある価値を継承して、岬町の更なる活性化を担うことのできる革新的な事業展開できる、多くの方が望む遊園地としてなのか、どちらで公募していくおつもりかお伺いしたいと思います。

  以上、お願いします。

○奥野 学議長

  西総務部長。

○西総務部長

  私のほうから、1番から4番までの項目につきましてご説明をさせていただきます。

  5番、6番については担当課の産業観光促進課のほうから答弁をさせていただきたいと思います。

  まず、1点目の遊具の取り扱いについてでございますが、基本協定の中におきましては、南海との取り決めとなっておりますので、南海との約束として、まず撤去する対象施設としては挙げさせてはいただいております。

  ただ、これまでも答弁させていただいておりますように、我々としても、園内事業者さんが遊具を存置させて継続して事業を希望されるということであれば、柔軟な対応をとらせていただきたいと考えております。

  町としても協議をした上で、条件が整えば存置というのは考えていきたいと思っております。

  また、南海の所有している遊具につきましても、南海とは今ある園内事業者が譲渡を受けて継続したいという希望があるのであれば、お話を聞いてもらいたいということは話をさせていただいておりまして、南海も町との条件が折り合うのであれば譲渡については考えさせていただくという回答いただいておりますので、町の条件とかいろいろ出てくるかと思いますけども、条件が合えば存置をしていただくということは検討していきたいと考えてございます。

  それと、2点目の観覧車を残してほしいということでございますが、まず、遊具については、先ほども言いましたように、今、南海の持っている遊具と民間事業者さんの持っている遊具がございます。

  いずれもそれぞれ資格を持った方が運営している遊具でございますので、その資格を持った方が後の責任をしっかり持っていただいて対応いただけるということであれば残していくことは可能とは考えておりますが、今の園内業者さんなりが持つことができないという中で残していきますと、町のほうに最終的な責任が発生してまいります。

  町のほうではそういう観覧車を運営するノウハウもございませんし、もし、今後運営する事業者があらわれない場合は、町が責任を持ってその施設を撤去する必要が発生してまいります。

  そうすると多額な額の撤去費用が発生するということでございますので、町としては、事業者が希望されて後の管理をしていただけるということであれば残すことは可能とは考えておりますが、町が持つということでは困難というように考えております。

  3点目の、動物を残してほしいという点でございますが、まず、動物につきましては4月1日付で全ての動物がアドベンチャーワールドを経営するアワーズさんのほうに譲渡されるということで、4月1日以降、公園内に残っている動物は南海のものでも町のものでもないという状況でございます。

  そういう状況の中で、動物を残すというのは現実的には困難であると考えております。

  また、町が動物を管理するということになると、資格なり必要となってまいりますが、町はその資格も有しておりませんし、専門の有資格者もおりませんので、それを運営していくとなるとそれなりの体制を整えることが必要でございますが、現実的には困難というように考えております。

  ただ、次の事業所がふれあい動物園をやりたいということで動物園をやるというのは排除するものではございませんので、今後、管理運営される事業者がやる分については我々としても協力はしていきたいと考えてございます。

  4点目のプールの取り扱いでございますが、これにつきましても、南海のほうは6月までに存置の判断をしてほしいということでございますので、6月までには存置を決めていく必要があります。

  今の時点としては、我々として運営管理ができないのと、それと施設を残すということになりますと、町の責任で運営、そして最終的な撤去の作業が必要となってまいりますが、それだけの財政負担を持つだけの余裕は町にはございませんので、プールを町が持つということは困難というように考えております。

  プールにつきましては、一昨年の台風による被害、そして、昨年度1年間休園したことによるオーバーホール等、再開に当たっても多額の費用が必要ということを南海のほうからは聞いております。

  その多額の費用も負担するというのは町の体力では困難ということから、南海とは撤去のお話をさせていただいてます。

  ただ、今の園内事業者がプールもやりたいと言っていただけるのであれば、先ほど言いましたように、最終的な責任も果たしていただけるという条件であれば、それは協議、検討はさせていただきますけども、ただ、南海とのタイムリミットは6月末というようになっておりますので、それまでにご判断いただく必要があるかと考えております。

○奥野 学議長

  吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 私のほうからは、5番目の公募の時期と6番目の次期事業者に求める新しいみさき公園の形というところでお答えさせていただきたいと思います。

  議員おっしゃいますとおり、みさき公園の再開を考えれば、一刻も早い公募というのが求められていると、住民の皆さんの声をお聞きしましても考えておりますが、南海は令和3年4月、もしくは、うまくいかない場合は6月というように撤退期間を示しておられますので、町としましては民間活力を最大限に活用できるように、そして住民の皆さんの負担をできるだけ出さないような考えをしておりますが、都市公園という縛りがございますし、新しい要素も加えていかなければならないというように考えておりまして、基本的な計画を立てるためには慎重にもならざるを得ない部分もあると考えております。

  とはいえ、早く公募できるように努めてまいりたいとは思いますが、焦らずに慎重な姿勢を持ちながら皆さんに親しまれるような公園になるよう努めてまいりたいと考えております。

○奥野 学議長

 松尾議員。

 再質問、2回目いいですか。

○松尾 匡議員

  わかりました。

  西部長がお答えになった件については確認できました、姿勢も確認できましたので、これでいいと思います。

  5点目、6点目の吉田理事から説明いただきました件について、できるだけ早く公園が再開できるように行いたいというお気持ちも伺うことができたところでございます。

  ネックと言いますか、課題になっているのが、やはり令和3年4月まで、もしくは、まだ、あと3カ月プラスしないといけないかもしれないという、この撤去期間。これがあるために、なかな公募要綱といいますかというのもなかなかはっきりしたことが言えないから、そういうようなご答弁になっているのかなと感じているところではございますが、例えばそういうところも、そこだけがネックであったりとか、あと新しい要素も加える必要があるということもおっしゃっていました。

  それは確かに時間はかかると思いますけれども、例えば公募については、4月もしくは6月までかかるというところも盛り込んで、できるだけ先行で、こちらはこちらで新しいみさき公園づくりというのを、もちろん慎重にはやっていただかないといけないでしょうけれども、やはり、今日、私、討論を何回かさせていただきましたけれども、一番心配なのは公園内の管理というのが岬町に及ぶということが一番リスクがあることだと思うのです。

  そこを回避していただくために何とか、慎重の上でもできるだけ早い段階で次期事業者の公募、公正公平な公募を求めていることですので。

  できるだけ、私の思いというか、これは民意でもあると思いますので、要望をお願いしたいなというところでございます。

  そして最後、6点目に関する、例えば自然公園として求めていくのか、それとも、それではない、例えば今の形態である遊園地、テーマパークといったところ、そういうところでも盛り込んでの公募にしていくのかお気持ちだけお聞かせください。

○奥野 学議長

  吉田理事。

○吉田都市整備部理事

  ただいまのご質問にお答えいたします。

  まずもって考えておりますのは、公募という形で民間活力を最大限に民間事業者の方のご提案をいただいて、その中で、今のみさき公園の形を新たな要素も含んで継承して運営を担っていただけるように考えてまいりたいと思ってるところでございまして、まずはそういう形での提案型の公募というのを考えているところでございます。

○奥野 学議長

  よろしいですか。

  ほかに質疑ございませんか。坂原議員、どうぞ。

○坂原正勝議員

 本基本協定は岬町にとって非常に重要な意義のあるものかと思います。その賛否を表明するに当たって何点か疑問点を質問したいと思います。

  この件について、今まで何点か資料の提示もございました。また、説明もございました。その中での疑問点、また、資料にも説明にもなかった点について数点質問させていただきます。

  先ほど、西部長の説明の中で、令和2年4月1日に本件の土地及び本件施設を現状維持のまま引き渡すとありました。

  ということは、今年の4月1日以降は、土地、建物全てが岬町のものになるということですけども、この4月以降工事が始まるというように聞いています、撤去工事ですね。

  その工事が始まれば、立ち入り禁止区域ができるとも聞いております。自由に立ち入りができるのは駐車場、それからみさき公園駅から入場ゲートまでの通路、そのあたりが自由に我々が立ち入りできる部分かなというように思うのです。

  言いたいのは、管理についてお聞きしたいのですけど、4月1日以降、岬町のものになったということですけど、4月1日以降の工事期間中の立ち入り禁止区域というのは、公園の土地の中で、周辺の一般住宅等の境界線のところがあるのですね。

  周辺の住宅の人が不安に思っているのが、今までは、草刈りですよね、茂ってきて難儀しておったと。それは、みさき公園のほうから年に1回か2回切ってもらってたということなんやね。

  それが、この4月1日以降は、持ち主は岬町になるけど、でも立ち入りできないということで、その住宅地周辺の管理、草刈りとか、管理はどこがするのかと。岬町になるのか、南海がやってくれるのかというとこら辺はっきりしないと思うので、そこまず1点聞きたいと思うのです。

  それから、工事期間中は中の工事エリアについては南海が工事についてはやってると思うのですけど、そこの駐車場ですね。駐車場の管理は岬町で行うというように聞いております。

  駐車場の管理について、今年の4月1日から来年の4月、3月、もしくは6月、工事期間だけ岬町で駐車場の管理運営をするのか。その後も公園部分をどこか新しい業者にやってもらう、そうなったときにでも、その以降でも駐車場は岬町独自でやるのか、その辺をまずお聞きしたいと思います。

○奥野 学議長

  西総務部長。

○西総務部長

 私のほうから1点目の維持管理の点についてご説明をさせていただきたいと思います。

  南海とは、南海が占用する部分については南海が責任を持って維持管理を行うということになっておりますので、南海が占用しているエリアであれば南海のほうに管理をいただくという形になってまいります。

  もし、南海以外の場所ということになりましたら、町のほうで管理をさせていただくということで考えております。

○奥野 学議長

 吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 私のほうから、2点目の駐車場の管理のことについてお答えさせていただきます。

  駐車場部分につきましても都市公園区域内の一部でございまして、4月以降は町が管理していくことになりますが、次の事業者が決まれば、その部分も含めて管理をお願いすることになると考えております。

○奥野 学議長

 坂原議員。

○坂原正勝議員

 南海の責任のもとで管理していくというのは了解しました。

  それから、駐車場の件ですけど、この工事期間中だけ町で行うということですけど、これも、その管理に当たるのが会計年度職員が当たるというように聞きました。

  この点について、会計年度職員というのは、もちろん毎月の報酬が発生するのですけど、職員で行うと、それ以外に社会保障、それとか期末手当、これが発生すると思うのですよね。

  そういう意味では、委託にしたらどうかと思うのですよね、そういうのも検討したらどうかと思うのです。

  というのが、みさき公園が閉鎖になって撤去工事行われると。地元の住民もかなりあそこで仕事をしておったんですよね。だから、それを委託ですればどうかと。

  その委託も地元の業者も含めてですけど、例えばシルバー人材センターってあるのですよね。あそこなどは地元の人が主ですから、地元雇用にもつながりますし、また高齢者の生きがいづくり、健康増進、ひいては医療費の削減にもつながってくると思うのです。しかも、委託料のほうが安いと思うのですよね。そういうやり方もあるのではないかと思うのですね。

  それについて、そういうようにしたらどうかと思うのが一つと、先ほど松尾議員からもありました次の業者選定するスケジュールどうなっているのかと、これは大変我々も気にするところでして、今日、この協定が締結できても、可決されても、次のことが決まらなかったら、これ進めないわけですから。それ、いつごろ決まるのか、スケジュール今決まってないのだったらいつごろ決まるのか。

  そして、去年行ったサウンディング調査、この結果を踏まえて、その結果、どこまで活かされていくのか、これを聞きたいと思うのです。

  このサウンディング調査につきましては、去年の12月に担当者に直接話を伺いました。その時点での話では、サウンディング調査はあくまでもアイデアを募るのですと、アイデアを募集しますと。業者を募るのではなくて、どういうアイデアでみさき公園の今後を有効に使っていくかというアイデアを募集したいと。

  何社からもいろんなアイデアを募って、その上で町としての構想を持ちたいと。町として独自の構想を持つためにサウンディング調査をやったのだと聞きました。

  ということは、それが終わって時間たってますから、そのサウンディング調査の結果をもとにそんな構想ができているのか。できていなかったら、それはいつごろできるのか、どういうスケジュールでやっていくのか、その点についてお聞きしたいと思います。

○奥野 学議長

 吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 ただいまのご質問にお答えします。

  2点あったかと思うのですけども、委託のほうの検討も含めたらどうかというご提案をいただきましたので、令和2年度当初の予算では、おっしゃいますとおり会計任用職員制度を活用した形での予算を承認いただいたところでございますので、今は職員の募集等の手続も行っているところなのですけども、おっしゃいますとおり、地元事業者育成の観点等も含めまして検討をしてまいりたいと思います。

  それと、スケジュールのほうですけども、おっしゃいますとおり、サウンディング型の市場調査というのは、公募前の民間事業者の可能性ということで、1月に終了させていただいております。

  そして、そこでご意見もいただいておりまして、どういう可能性があるのかなというのもある程度の把握はさせていただいたのですが、これからもまだますます民間の事業者のご意見等も加えながら、そのほか運営手法につきましても、指定管理者制度というように言っておりますが、運営手法についてもさまざまございまして、都市公園に合うような手法を用いなければならないと考えております。

  そういったことを踏まえて、一刻も早いという先ほどのご意見もありましたけども、町の基本的な考え方というのは、6月ぐらいにはある程度の案を固めてまいりたいと思っているのですが、詳細につきましては、またお示しできることとなったところでご説明等させていただきたいと思っていますので、ご理解賜りたいと思います。よろしくお願いします。

○奥野 学議長

 坂原議員、もういいですか。

  ほかに質疑ございませんか。

  中原議員。

○中原 晶議員

 まず1点目にお聞きをするのは、私は一般質問等も通じて、この4月1日から少なくともゴールデンウィーク明けまでの開園を強く求めてきたところであります。

  一般質問の答弁の中では、その立場で南海と協議をする、交渉するといった姿勢が示されました。

  しかしながら、本日の提案の内容からしますと、4月1日からの一時休園は免れないという結論であろうと、それを受けとめざるを得ないと思うものであります。

  この点にかかわって、岬町として継続した運営、いっときでも休園状態を生まないように、また部分的な開園であったとしても、みさき公園の公園用地の敷地内に遊びに来た方に入っていただける、そのように求めて交渉を行ってきたのだろうと思いますが、そのあたりの交渉の状況についてお聞きしたいと思います。

  どんな努力を行ってきていただいたかについて、改めて確認をいたします。

  それから、2点目ですが、基本協定書の案を示されております。その中の第4条について確認をいたします。

  第4条では、所有権の移転及び引き渡しということで、岬町と南海との間で境界の確定を行うと。その後に改めて土地については別途覚書を締結するとなっております。

  この別途覚書を締結できると思われる時期についてお聞きしておきたいと思います。

  それから、第5条にかかわってお尋ねをいたします。

  園内受託業者の撤退の時期が定められているのがこの第5条であります。令和2年9月末日までに明け渡しを行うようにということが書かれております。

  ただ、それと同時に、先ほども松尾議員の質問だったかで出てまいりました、全員懇談会で示された資料によりますと、南海が所有をする遊具等について、譲渡の協議を行うということが示されております。先ほど、西部長もその点については答弁をいただきました。

  そういったことから考えますと、可能性の一つとして、9月末日までに明け渡しを求めるというようになっておりまして、その後は立ち入りができないのだろうかという不安を感じるのですが、現在の園内受託業者が仮に休園の後に遊園地の事業を行うということになった場合のことを考えますと、遊具についてのメンテナンス等が必要になります。

  そういった事柄、目的がはっきりしていれば、立ち入りについては認められると受けとめていいのかどうか、お聞きするものです。

  それから、第6条、施設の撤去等ということで、南海電鉄はここで書かれているのは、壊すもの、壊さないもの、施設によって色分けが今後必要になってくるということですけれども、2020年度中に完了を目指すということが述べられています。同時に、期限内に完了が困難となった場合は、同年6月末日までと。

  この期間は休園エリア、この資料の一番裏のブルーで塗られた部分ですが、ここに立ち入ることができないということになろうかと思います。

  この完了時期なんですけれど、願わくばできるだけ短い期間に撤去工事は終えていただきたいと思いますが、困難となった場合、同年6月末日まで延長する。この「困難となった場合」という判断はいつごろの時期に確定できるものなのか、お尋ねをしたいと思います。

  3月末までと6月末まで、3カ月というのが長いのか短いのかという期間ですけれど、その後のさまざまな運営の計画にも影響しますので、3月末までに完了できるのか、6月末までかかってしまうのか、その判断はいつごろの時点でできるものなのかお聞きをしておきたいと思います。

  それから、基本協定の3ページの、これは本件土地の使用ということで、休園エリアについて書かれているところなんですけれども、部分的な利用が可能かどうか、この点についてもこの場で改めて確認をしたいと思います。

  南海との交渉の中で、動物の搬出、それから必要な施設の撤去が行われますけれども、仮に、一部分でも遊びに来た方に入っていただける部分を開放することができるのかどうか、そのあたりについてもお聞きしておきたいと思います。

  それから、基本協定の案の5ページで、施設撤去等の工事仕様が書かれております。撤去する施設については、撤去した後どのように整備するかとか、その手法について書かれているところであります。ここにかかわってお尋ねをしたいと思います。

  先ほど来、ほかの議員の皆さんから、お二人からも尋ねられていた点なんですけれど、今後のスケジュールのイメージが湧かないのです。

  それで、先ほど坂原議員の質問に対しては、みさき公園の全体像を6月ぐらいに固めたいという答弁でありました。

  私は、これは急ぐべきかどうかについては判断しかねるところですけれど、せいては事をし損じるという言葉もありますから、早ければ何でもいいというものではもちろんないと思っています。

  しかしながら、早く計画を立てることで、それに対する住民の皆さんやみさき公園に非常に愛着を強く持っておられる方々の意見を聞くということができるようにもなりますので、意見の聴取やそれを反映する時間を十分に取るということを考えた場合に、早くみさき公園そのものもそうですし、また、みさき公園を岬町全体の中でどのように一つの拠点として活用していくのか、この点についてもよく検討して構想を描くべきだと思います。

  それで、お聞きするのは6月ぐらいに固めたいという、そのみさき公園そのもののイメージなのですけれど、そのイメージされているものの中に、今ある遊具ですね、その遊具については小さいものから大きいものまでございますし、イルカ館であるとかプールなんかも含めてですけれど、そういったものをご希望の事業者があれば、その区域については遊園地という活用の仕方をするということで、それはそう位置づけた上でみさき公園全体の構想を考えていかれるのか、そのあたりについて町の考えをお聞きしておきたいと思います。

  それから、駐車場なんですけれど、先ほど坂原議員の質問をお聞きしておりまして確認をしたいことがございます。

  次の事業者が決まればという言葉がありました。次の事業者というのは何を指しているのかがよくわかりませんでした。そのあたりの説明をお願いしたいと思います。

  それから、その次の事業者が決まればという決め方、どう選定していくのか。私は、てっきり指定管理者制度を使うのかなと思ったのですが、坂原議員からは委託という方法もあるよという提案もございました。それに対しては、そういう方法もあるねという答弁もございました。この駐車場の運営について、もう少し説明をいただきたいと思います。

  それから、最後にお尋ねをいたしますが、遊園地としての存続を求める方々がグループを作られて書面を提出されていると思います。合計何筆提出をされているか、この機会にお尋ねをしておきたいと思います。お願いします。

○奥野 学議長

 西総務部長。

○西総務部長

 8点ほどご質問をいただいたかと思います。

  順次、ご説明をさせていただきたいと思いますが、まず1点目のみさき公園の公園継続をどういうように要望してきたのかということでございますが、今回、協定の締結が3月の閉園を迎えるぎりぎりになった一番大きな要因というのは、この点でございます。

  町は、南海との協議当初から、4月1日以降についても公園継続を第一と考えて、現在の有料エリアも含めまして開園したいと。

  動物の搬送とか施設の撤去を休園日等に行っていただいて、またエリアを区切る中で撤去作業を行うことによって動物エリアも当分の間はこれまでどおり利用できるようにということで協力を求めてきたところでございます。

  ただ、南海からは動物は受入先の都合に合わせて搬出することになるので、搬出のためには動物を搬出用のおりにならすことも必要であると。慣れない環境に動物も神経質になり、その中で見学者や人の声などがあると動物が興奮して作業が進まない。撤去作業や施設の撤退作業には多くの車が出入りすることになって、来園者と動線が重なって安全の責任が負えない。限定的な作業になると工事費が高騰する。安全対策が追加されるとその費用も重なるし、また園内事業者も自分の都合に合わせて撤退作業をされると、こちらの都合に合わせて作業してほしいとは言えないというような、安全性の観点とか、動物愛護の観点から公園の有料エリアは閉鎖したいという強い意向を示されたところでございます。

  なお、我々としても、そういう動物愛護とか、それから安全性の確保という観点は理解できるところでありますけども、撤去作業をするに当たっても、当然、準備作業というのが必要となってまいりますから、4月からは直ちに工事に着手するのは現実的でないのであるから、せめてゴールデンウィークが終了するまで開けさせてほしいということを提案させていただきましたが、南海のご理解は得られなかったところでございます。

  また、先ほどからお話のあります園内事業者からの嘆願書、さらには3月議会における各議員からいただきましたさまざまなご意見、さらには新型コロナウイルスでの休園という措置を受けまして、改めて3月の上旬に南海の本社に出向き、再考を求めたところでございますが、南海のほうからは社長の名前で文書、回答をいただいておりますけども、4月1日以降の開園については同意をいただけなかったという経過でございます。

  こうした議論が平行線を続ける中で、3月31日、南海の撤退期限を迎えるということで、このまま基本協定の締結ができないということになりますと、公園用地の譲渡を含めまして、みさき公園が完全閉鎖状態になるということも想定されるなど、最悪の状況に至ることも懸念されたことから、町としては南海の意向も踏まえて、一定期間の休園を受け入れざるを得ないと判断したところでございます。

  ただ、町としては、できるだけ早期に撤退作業を完了していただき、できるだけ早期の再園を行いたいという要望は伝えておりますので、南海もできるだけの努力はするということは言っていただいているところでございます。

  2点目の用地等の覚書の締結の時期でございますが、これにつきましては、早期に譲渡エリアの確定、測量等を行いまして、それらが完了すれば直ちに覚書の締結を行いたいと考えておりますが、現時点でのいつというスケジュールははっきりとしないところでございますが、できるだけ速やかな作業を南海と協力しながら進めてまいりたいと思っております。

  3点目の園内事業者が残ると希望されたときに、休園エリアへの立ち入りができるのかということでございますが、これについては、必要な作業については、当然、南海のほうには認めていただくように話はさせていただきますので、支障のない範囲で中への立ち入りというのは可能というように考えてございます。

  それから、2020年度中の完了ということで、6月までの延期の判断はいつするのかというところでございますが、この6月までにかかる大きな要因といたしましては、園内動物の退園が一番大きな要因でございます。

  やはり、動物がおりますと大きな音を立てたり、そして、退園後でないと園舎の撤去作業ができないということになってまいります。

  この動物が早く退園できれば撤去作業も早めることができますので、再園の時期はまた早まるということになってまいります。

  現時点では、アドベンチャーワールド様とは来年の3月の末での受け入れ期限という中で、アドベンチャーワールド様のほうも受け入れの準備等もございますので、それらの完了をする時期を待たなければ受け入れできないという状況でございますので、いずれにせよ、今年の年末までには一定の方向性は決まってくるのかなと思います。

  それから、5点目の休園エリアの部分利用は可能かということでございますが、この点につきましても、我々は早期の開園を目指すという中で、南海のほうには早期の撤退と合わせて、利用が可能な部分については利用させてほしいという要望はさせていただいておりまして、これについては今後も協議をしてまいりたいと考えてございます。

  あとは都市整備部のほうになりますので。

○奥野 学議長

 吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 残りのご質問にお答えしたいと思います。

  まず、スケジュールを6月というように示した部分でございますけども、全体のスケジュールを考えるに当たって、行政としていろいろな手続を踏まないといけないと考えております。

  その中で、たたき案的なものをどういう形でエリアはどうする、民間事業者への活用についてはどういう手法でやるといったたたき案を6月までには考えていきながら、全体のスケジュール感というのを示せればなというような考えでお答えさせていただいたものでございます。

  それと2点目の駐車場を含めて次の事業者にということですけども、駐車場、今は園内には入れない、南海が撤退作業をされるということで作業は令和2年4月1日から始まりますので、令和2年度については町が駐車場を含む前園エリア部分を維持管理していくということでございますけども、それと並行して新しいみさき公園を担っていただける事業者の公募をしていく中で、事業者が決まればそのエリアも含めて維持管理をお願いしたいと考えているところでございます。

  それと、指定管理者ということでございましたけども、当初は指定管理者制度というのも、当然、今もそうなのですが、公民連携の手法として考えておりまして、公園整備に活用可能な公民連携手法というのが指定管理者制度以外にPFI事業とか、設置管理許可制度とか、公募設置管理制度、これはパークPFIという手法なんですけども、そういったものが挙げられておりますので、その中からみさき公園の事業として、みさき公園の土地なりとか、町が求めるものとして一番適切な手法でやってまいりたいと考えているところでございます。

  みさき公園を遊園地としての存続を求める要望、署名ということでいただいておりますのは、647名の方から署名をいただいております。

○奥野 学議長

 継続してずっと協議いただいておりますが、継続してやらせていただいてよろしいですか。

  暫時休憩しなくていいですか。

○中原 晶議員

 1個、答えてもらってないのがあります。

○奥野 学議長

 答弁が残ってるようですが。

○中原 晶議員

 みさき公園の中に、遊園地のゾーンの位置づけをするのか、そこをどう考えるのかということについては明確にお答えをいただけていないように思うのだけど。

○奥野 学議長

 吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 すみません、一つ漏れていたようで、申しわけございませんでした。

  新たなみさき公園を考えるに当たって、まさにこの議会で南海との協定を提案させていただいたところでございますので、これから、園内事業者の方とのお話し合いも設けないといけないと思っていますし、さらにサウンディング調査の結果のほか、新たな事業者からの問い合わせ等もございまして、そんな中で考えていく必要があるのかなと思っていますので、そこで町と皆さんとの協議が整う中で可能性を図っていきながら、このエリアには何を置くかというのを決めていきたいと思っておりますので、そこら辺については確定したお答えはできないのですが、それらの可能性もあるという形になるかと思います。

○奥野 学議長

 中原議員。

○中原 晶議員

 議長、これ発言、まだ2回目ですね。

  最後に聞いた署名の提出筆数なのですが、聞き及んでいるのは、今朝も追加して第2次分という扱いなのでしょうけれど、提出をされたと聞いております。

  もし、合計の提出筆数がわかればお聞きしておきたいと思います。

  施設の撤去の時期の問題なんですけれど、結論的にお聞きしますが、少なくとも6月末までは一切の施設の撤去は行わないというように受けとめていいのかどうか、端的にお尋ねをいたします。

  それから、先ほどお答えいただいた中で、部分的な開園について南海に要望しているということでありました。感触はいかがなのか、見通しとしてはどのように感じておられるのか、確たることは言えないと思いますが、お聞きしておきたいと思います。

  それから、ちょっとまだよくわからないのが、遊園地の扱い、位置づけをどう考えるかという問題なのです。

  私が聞きたいのは、岬町が新しいみさき公園づくりの中に、今ある遊具などを運営している場所、あそこはああいう全く同じとは言いませんが、ああいうイメージで維持すると。それ以外の部分についてはその部分と、どう言ったらいいのか、調和の取れたものとして全体を描いていくという考えなのか。そこらがよくわからないのですよ。その辺についてもう一度お聞きしておきたいと思います。

  それから、駐車場の問題で、念のため確認をするのですけれど、事業委員会の折に、みさき公園費の中で駐車場の維持管理の問題が議論されておりました。

  それで、現在は南海が南海ビルサービスに委託をして、そこからさらにどこかの事業者に委託をしているということで、そこに町が委託をすることになるのじゃなかろうかといったような答弁があったかなと、ちょっとごめんなさい、これは私、今、記憶でお話しておりまして、自分のメモを見る限りの記憶なんですけど、そういったやりとりがあったかなと思ったのですけれど、そうではないという理解でよろしいですか。

  お願いをいたします。

○奥野 学議長

 西部長。

○西総務部長

 私のほうから、2番目と3番目の点をご答弁させていただきます。

  まず、撤去を6月まで一切しないのかということですけども、南海からはまだ具体的なスケジュールはいただいておりませんので、現時点ではいつの時期から入るかというのは未定でございます。

  それと、3番目の部分的開園の見通しということでございますけども、南海はあくまでも3月末まで撤去作業をするという考え方を持っておられますので、現時点としてはいいご回答はいただいていないというところでございます。

○奥野 学議長

 吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 お答えさせていただきます。

  署名のほうの追加については、私どもにはまだ手元に届いておりませんで、集計ができておらないところでございます。

  それと、公園のイメージとしてということなんですけども、先ほども申し上げましたとおり、公募をしてご提案をいただきたいと思っておりますので、その中で考えられますのは、既存施設を利用した形での運営や、全く新たな形でのみさき公園のご提案等もあるかと思いますが、それらを適切な評価をしていただいて選定していきたいと考えておりますので、まずは、ご提案をいただけるための公募案を固めてまいりたいと考えているところでございます。

  駐車場の維持管理事業者ですがこれまでは南海が南海ビルサービスという子会社を経由して駐車場の機械を設置した事業者に委託されておりましたけども、私どもとしては、この4月1日以降は南海ビルサービスを経由する必要はございませんので、直接、機械を設置した事業者と契約をしていきたいと考えておりまして、その手続を進めているところでございます。

○奥野 学議長

 答弁漏れなかったですか。よろしいですか。

  質疑ございますか。3回目、どうぞ。

○中原 晶議員

 これで最後になりますので。

  遊園地としての存続を求める署名ですが、この中に、今朝、出された分の何筆かというのをご存知の方が全くおられないのか、ちょっと疑問なんですけどね。

  聞き及んでいるところによると、2回の提出があって、合計をして、1,000筆を超えると聞いております。それだけの強い願いがあるのだということを率直に受けとめる必要があるなと改めて感じているところでありますので、町の行政としてもその思いを受けとめつつ、新しい公園づくりに活かしていくことをしっかりとお考えいただきたいと思います。

  それで、もう一度確認なんですけど、みさき公園の構想の問題なのですが、これは町長にご答弁いただこうと思います。

  町長宛に園内事業者からの嘆願書というのが寄せられて、それを持って南海に岬町からお願いに行っている。

  それを受けて、南海から回答を得ている。その内容からしますと、南海が持っている遊具等の譲渡については、貴町、これ岬町ですね。岬町と園内事業者様の協議が整った場合、当社としても柔軟に対応いたしますいう回答を得ているわけですね。

  ただ、柔軟に対応するのだけど、返事については、どの施設が欲しいかどうかについては6月末までに返事してくださいねという期限がついています。

  なお、貴町よりご依頼いただいた園内事業者様とは、譲渡条件について先行協議いたしますと丁寧に書かれております。

  これは大きな転換だというように思うのですね。園内事業者からの要望を受けて、岬町もそれに応える形で南海と交渉をされたと。で、こういう柔軟な対応を引き出したということだと私は思っています。

  それで、そこから類推しますと、さっきから言ってるみさき公園の中に遊園地のゾーンを位置づけるかどうかということは、おのずと結果が見えてくるのじゃないかなと思っているのですけれど、その点はいかがか重ねてお尋ねをするものであります。

  それから、もう1点、私、駐車場のことを再度確認いたします。

  さっきお答えをいただいたことからしますと、今、機械を設置して駐車場の運営をされている事業者と町が4月1日からは契約をして、現在の、実際に実務を担っておられる事業者に運営を担っていただくと。とりあえずは、1年になるのか1年半になるのかということだと思いますけれど、そういうことだったのだというように思います。

  それは、駐車場ゲート保守委託料138万9,000円という、来年度予算のこの予算の説明はそれだというように受けとめていいのかどうか、確認をさせてください。お願いします。

○奥野 学議長

 吉田理事。

○吉田都市整備部理事

 駐車場のほうのことについて、さきにお答えさせていただきます。

  説明が悪かったかもしれませんけれども一般の方が入られてきてカードを取って開くという機械と、月極利用者の方の定期券を販売する機械がございまして、それを設置した業者に機械の保守委託契約を結ぶ予定でございます。

  何か支障が起こったときに、契約した内容に沿って修繕等をやっていただく予定でございまして、日常の維持管理につきましては会計任用職員を雇う予定でございますので、そういう形で運用していきたいと思っているところでございます。

○奥野 学議長

 田代町長。

○田代町長

 中原議員さんの質問にお答えさせていただきます。

  経過については、今、各担当、また部長、理事が説明したとおりでありまして、南海との協議がようやく整いつつあって、本議会でご承認いただいた場合に、本格的に、正式に南海と協定を結びたいと、このように思っております。

  公園の位置づけについては、各議員さんもこの点が、私どもが明確な答弁ができないためにいろいろとご心配をおかけしている、また、いろんな危惧をかけているのかなと思います。

  しかし、これはまず第一に底地が南海の土地でありますので、これをしっかりと町のものにして、そして、後に募集を行って指定管理者、また、いろんな管理者制度はありますけども、そういった管理者制度に向けて今後、安定した岬町の公園としての位置づけをしてまいりたいと、このように思っております。

  それでは、都市公園としてどういう公園にするのかということについては、今、担当理事のほうからるる説明をしましたけども、この点がまだ正確に皆さん方に、そうか、そういう公園にするのかというところまではいっていないところがあって、大変申しわけないなと思っておりますけども、私はあくまで、岬町のシンボルであるこのみさき公園は自然の中でやはり憩える、そういった公園にしたいという思いは持っております。

  しかし、今、時代の流れも大きく変わっておりまして、その中で既存の建物を、また遊具を使ってやることがいいのかどうか、今後、タウンミーティングも5月からスタートしますので、そこで各住民の皆さん方の意見をしっかりと聞いて、岬町民としてはどういう考え方を持っておられるのか、また、今まで公園を愛用していただいて利用していただいた多くの方々については、先ほどご質問にあります嘆願書、または住民の皆さん方、また各関係者の皆さん方からの要望書などをいただいております。

  そういったことも踏まえて、今後、新たな公園としての位置づけをするについては一定の参考にさせていただきたいなと、このように思っております。

  ただ、遊具業者については、私は従前から園内業者についての救済、また働いてる方の救済、そういったことについては十分配慮するようにということを南海には申し上げておりますし、私どもも、今後、決めていかなければならない業者選定、決まったときには、そういったことも含めて、公園業者に対して配慮願いたいという思いは持っております。

  ただ、南海が6月までに回答してほしいというのは、代表者の方から嘆願として出された内容等を南海に申し上げております。

  そして、また要望書については多くの方の署名をいただいております。このことについても申し上げております。

  その結果の返事が、中原議員さんおっしゃっている内容であって、6月までに決定をしてほしいというのが、南海とすれば、先ほども総務部長のほうから説明があったと思いますけども、南海と遊具屋との共同でした遊具がございます。

  この遊具を撤去するに当たって、やはり残せるものは残したいというのは南海の思いでありますので、今後、どこに移設、または撤去費がかかる、そういった遊具業者の方のこと等は十分担当と意見交換をして、町の意向に従っていただける状況ができれば、また、それは遊園地事業の一つの目的ではなくて、今後、自然公園の中で憩える、そういった子どもたちも楽しめる、そういった状況が作れるなら、そういった園内業者の救済ということも考えていきたいなと、このように思っております。

  先ほど、六百何がしの要望については、代表者の代理の方から、私、直に受けさせていただきました。話も、十分、町の考え方も話させていただき、また、要望者の方についても申し上げました。

  最初から話を聞いておれば、そういった多くの方に署名のご迷惑もかけないでご理解をしていただけたのかな、このようにお話をさせていただいた経過があります。

  また、遊具業者の方については、これは総務部長が何度も説明しているとおりでありますので省略させていただきますけれども、十分その辺の話は意見交換をしながら、私どもとすれば、いわば、この4月1日から引き続き開園をして続けていきたかったのですけども、南海の諸事情によって、どうしても我々の思いがかなわなかったということもありますけども、来年、南海は動物の移動をできるだけ早くやりたいという思いは持っておられます。

  しかし、アドベンチャーさんのほうとの契約が3月31日ということになっておりますので、その辺の配慮は私どももしていかなければならないなと、このように思っております。

  将来的に、本当に今までも南海が六十二、三年になるかと思いますけども、岬町と一緒に培っていただいた、このことはやはり大事にしなければならないなと私は思っております。

  そして、今後、また南海の協力を得ながら、共存共栄でこの新たな公園づくりを目指していきます。

  今、率直に申し上げて、右か左という答えが出せないのは、やはり、ごく慎重にこの問題を考えていかないと、大きなリスクを背負うことになってはいけないという思いがありますので、そのリスクを町民にできるだけ与えないようにしていくには、やはり慎重に考えた中での公園づくりをやっていく必要があるのかなと、このように思っておりますので、その辺はご理解をしていただきたいと、このように思います。

○奥野 学議長

 中原議員、答弁漏れはなかったですか。

○中原 晶議員

 はい。

○奥野 学議長

 ほかに質疑ございませんか。

(「なし」の声あり)

○奥野 学議長

 これで質疑を終わります。

  これより討論に入ります。反対討論ございますか。

(「なし」の声あり)

○奥野 学議長

 賛成討論ございますか。

  松尾議員、どうぞ。

○松尾 匡議員

 時間をかけて、ようやくこのみさき公園の問題が一つ区切りをつけようというところに来ております。

  そこで、賛成ということで意見をつけて討論に加わりたいと思います。

  慎重にも、一刻も早く公園全体を遊園地として管理運営できる次期事業者を公平公正な形で公募していただいて、今までのファンが期待している以上の更なるみさき公園を創造して、新たなファンを増やすことで岬町の地域の活性拠点となる新たなみさき公園を目指すべきであります。これは揺るぎないところだと思うのです。

  みさき公園についての今後は、岬町に住む住民の皆様だけのことではなくて、岬町に来られる観光客の皆さんのためでもあり、つまり、観光として、レジャーとしてみさき公園に訪れてくれる観光客が増えるほど岬町の経済が発展していくということは誰にとってもわかり切ってる事実ではないのでしょうかね。

  つまり、岬町全体の明るい未来を描いていくためには、みさき公園がたくさんの人にこれからも愛されるみさき公園であることが、最大の条件なんです。

  岬町は大阪の最南端にある規模が小さい町ですけれども、岬町を出て、住んでいる場所を聞かれると、みさき公園のおかげで、町外の人でも大阪府岬町を認識してくれていることを誰もが実感しているのではないでしょうか。

  それまでに岬町内外問わず、みさき公園の認知度は高く、みさき公園をなくさないでほしいという住民、民意の声ですね、は先日行った私のアンケート調査の回答から見ても、全国レベルといっても過言ではないと感じております。

  それほどまでに、民意はみさき公園を遊園地、テーマパークとして残してほしいと訴えているわけです。

  みさき公園があるからこそ現在の岬町があることを忘れることなく、岬町としてさまざまな民意を聞き、そして正しく今後のみさき公園のあるべき姿を作り上げていく仕組みづくりと、民間事業者との協働を率先して行っていただきたい、こう思います。

  はっきり言いますと、行政も民間と同じくやることの事業に対して評価されるのは結果です。みさき公園事業についても、これだけ頑張りました。これだけ交渉しました。これだけやってみましたと、経過を幾ら並べても、岬町民の皆様は、そこに結果が伴わなければ、必ず納得はせず、岬町が責任を問われることになると思うのです。

  岬町立みさき公園として進めることを決断したからには、今後、にぎわい、活性、新たなランドマーク、町に求められているみさき公園像を実現しなければならないという、とても重大で重い責任があり、失敗することは許されません。

  私たちが今、岬町の情勢を明るく活性化させなければ、岬町は廃れていき、もしかすると岬町として機能しなくなるかもしれません。

  岬町に住まう子どもたちに、自分たちが住む岬町に誇りを持って大人になっても岬町で住み続け、岬町をさらに活性化させてくれる夢を持ってもらうためには、みさき公園を負の遺産にしては絶対になりません。

  守りたい、つなげていきたい、盛り上げていきたい、そんな意思を継げる子どもたちを育てられる環境を今まさに作り上げていくために、子どもたちの夢の場所でもあるみさき公園を、一刻も早く生まれ変わらせることができるよう、町として全力で取り組むことを要望して賛成討論とします。

○奥野 学議長

 続いて、賛成討論。竹原議員、どうぞ。

○竹原伸晃議員

 負担付きの寄附の受納についてという、この案件について、賛成の立場で加わらせていただきます。

  当初から田代町長は、このみさき公園について、南海が撤退するところから始まった、当初から土地所有について寄附を受けるといった交渉を最優先でというところで聞いておりまして、今回、この議会において、しっかりとした協定書が示されました。

  その中身において、交渉が難しかったのは四つあって、一つは4月1日以降の運営、二つ目は公園用地の転用について、三つ目は譲渡施設はどれにするのか。また、四つ目は税金について交渉が難航したといった中、私たちが聞かされてる中では、難航した話し合いの中で、まだ一番いいところで契約を結んでもらったのではないかと評価をさせていただいております。

  今回、この土地所有のことで一つ落ちつきますので、次は次期事業者をできるだけいいところを募集して、そしてその次には、岬町全体にその事業者と岬町全体がどのようにかかわっていけるのか、それを見定めるのは私たち次の世代ではないかと、このように思っております。

  しっかりと結んでいただいたこの協定書案について賛成とさせていただきます。

○奥野 学議長

 続いて、賛成討論ございますか。中原議員。

○中原 晶議員

 議案第27号「負担付きの寄附の受納について」賛成の立場で討論を行います。

  先ほど来、いろいろ質問させていただきましてお答えをいただきました。改めて大変なご苦労があったことをお察しするものであります。

  苦労の中でも園内事業者からの求めや署名活動に取り組まれた方々、また、さまざまな要望が町に寄せられてきたと思いますが、そういった方々の願いを受けて、南海と交渉してこられたことについても把握ができました。

  問題は、やはり将来像がうまく描けていない、この点だろうと思います。

  この点については、広く意見を聞いて、新しいみさき公園を作り上げていくことにご尽力いただきたいと思います。

  私が最大の心配であったのが、土地の無償譲渡が実現するのか、このことでありました。このことに集中をして、一般質問でも質疑を行わせていただいたこともございました。

  これまで、大変なご苦労があったと思いますけれども、土地の無償譲渡が実現できるということについては評価をしたいと思いますし、先ほど、可決をされたみさき公園条例の設置目的の実現を目指して、住民、そして幅広くみさき公園に愛着を持っておられる方と一緒に新しい公園づくりに努力していただきたいと要望しておきたいと思います。

  最後に一言、一般の方でみさき公園はもう閉園してしまう、なくなってしまうというように、ある意味での誤解をされているケースがありますので、何らかの形で閉園ではない、いっときの休園なのだと、新しいみさき公園を皆さんどうぞ待っていてください、新しいみさき公園をご一緒に作りましょうというメッセージをいずれかの段階ででも発していただく必要があるかなと思いますので、その点についてもご検討いただくように、申し添えて賛同したいと思います。

○奥野 学議長

 ほかに賛成討論。和田議員。

○和田勝弘議員

 賛成の立場から、負担付きの寄附について賛成討論をさせていただきます。

  南海電鉄のみさき公園撤退の報告を昨年8月ごろですか、初めて受けました。

  その日から約半年になりますが、行政は住民の望んでいるみさき公園存続をモットーに、後継希望者と話し合いをされ、みさき公園存続づくりに努力をされ、苦労されましたが、みさき公園の存続は難しく、後継者の存続はやむを得なく諦めざるを得なかったと思います。

  その後、行政は自然公園の運営を考え、岬町と住民のためを思いながら、南海電鉄と協議を重ねていただいたことを理解いたしましたので、町行政の方針でよいと思います。

  今後はサウンディング型調査をまとめ、岬町のために努力されますことを要望いたしまして賛成討論といたします。

○奥野 学議長

 ほかに討論ございませんか。

(「なし」の声あり)

○奥野 学議長

 これで討論を終わります。

  これより、議案第27号「負担付きの寄附の受納について」を起立により採決します。

  本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(起立全員)

○奥野 学議長

 満場一致であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。

 

 

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