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H28年12月岬町議会一般質問/道の駅「みさき」の進捗状況について

H28年12月岬町議会一般質問/道の駅「みさき」の進捗状況について

質問の要旨

  • 第二阪和国道の延伸工事とともに建設中の道の駅「みさき」について、現在までの進捗状況と今後の予定、住民・地域との関わりなどを、ハード・ソフトの両面について、松尾ただしが大阪府泉南郡岬町岬町議会一般質問にてお聞きします。

松尾 匡の質問

道の駅みさきの進捗状況についてです。第二阪和国道の延伸工事とともに建設中の本町の道の駅みさき、指定管理者も産直市場よってっての多店舗経営をされている株式会社プラスさんに決定し、町や指定管理者はもちろんのこと、道の駅に関係する各種組織団体が道の駅のオープンに向けてさまざまな準備や調整をされていることと思います。

今回は、その道の駅建設の着工開始から現在までの進捗状況をお聞きするとともに、今後の予定、また住民や地域とのかかわりというところなどをハードとソフトの両面についてお聞きしたいと思います。

今日、先ほど奥野議員からも同様の質問がなされたと思いますけれども、道の駅事業といいますと町の一大事業でありますので、もう一度ここで確認させていただきたいと思います。

まずは、道の駅着工開始から現在までの建物建設にかかわるハード面と、一方で運営等にかかわる中身、いわゆるソフト面について、それぞれの進捗状況をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

●岬町 木下都市整備部長 の答弁

お答えさせていただきます。

まず、道の駅みさきのハード面の進捗と今後の予定でございますが、本町が施工する地域振興施設につきましては、8月中旬より工事に着手しまして、現在、施設の基礎工事を完了し、上屋工事を行っているところでございます。

今後の予定につきましては、現在行っています上屋工事を終えた後、屋根葺き、外壁工事、内装工事と進め、平成29年3月末での第二阪和国道の供用開始とあわせて道の駅みさきのオープンを目指しまして鋭意進捗を図るものでございます。

なお、国が施工する情報提供施設及び公衆トイレなどにつきましても同様の予定となってございます。

次に、ソフト面でございますが、指定管理者において、現在、特産品販売コーナーに出荷いただける方の募集を行ってございまして、去る12月3日、土曜日ですが、指定管理者において役場会議室で出荷者説明会を開催しまして、手続等の説明を行ったものでございます。

当日は59名の方の参加となってございます。指定管理者からは本町の特徴を活かし、新鮮な魚や野菜、また加工品など売り場の充実に努めたいと聞いてございます。

いずれにしましても、地元産を優先していただくように継続して協議を進めているところでございます。

今後におきましても、道の駅のオープンに向けた調整やオープニングの後のイベントの開催計画などを中心に、集客や運営について協議を進めていく予定としてございます。

松尾 匡の質問

答弁いただきました中では、ハード面については当初の予定どおり、今年度中である来年3月末のオープン目がけて建設が進んでいるとのこと。

引き続き、定めた納期内に完成できるよう進めていただきたいと思っております。

また、ソフト面について、先日、役場で行われました指定管理者による特産品販売コーナーへの出荷説明会に59名の方が参加されたとのこと、思っていた以上に住民の皆様が生産者の立場として関心を持たれているということに、当初、私はもっと関心は少ないのかなと思っていたのですけれども、それを聞いて少し安心することができました。

次に、町が設計し、建設を進めている道の駅ですけれども、本来のあり方では、そこを運営する運営者が運営の構想や目的等にマッチするような運営に最適な建物というのを後で設計していくというのが理想と言われております。

今回の道の駅では、ハード設計が先に決められた中での指定管理者による事業運営となる中、ハードとソフトのミスマッチ等が出てくることも予想されるところでございます。

町として、指定管理者とそういったところの協議、調整がうまくなされたのかどうか、ハード面で指定管理者と協議されて、当初の計画から変更された箇所などありましたらお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

●岬町 木下都市整備部長 の答弁

お答えさせていただきます。

指定管理者との施設運営にかかる協議によるハード面での変更についてのご質問でございますが、より多くの方に施設をご利用いただくため、地域特産品等販売スペースの柱を少なくするなど、当初計画に影響のない範囲で変更を行ったという状況でございます。

松尾 匡の質問

当初計画に影響のない範囲での変更が行われたとのことで、大がかりな設計変更等がないとのことでよかったかなと思います。

最後に、道の駅の地域とのかかわりや住民の方々との関係づくりなどで動きがありましたらお答えいただきたいと思います。お願いします。

●岬町 木下都市整備部長 の答弁

お答えさせていただきます。

住民、地域とのかかわりについてでございますが、既に先ほども説明させていただきましたように、指定管理者が出荷希望者に対し説明を行った状況もございます。

そのほかに、4漁協であるとか、松風庵などを訪問し、概要などを説明したというところは聞き及んでおります。

あと、先ほども回答させていただきましたが、イベント等の開催計画など、今後、計画をしていくという状況になってございます。

松尾 匡の質問

本町の道の駅は、町外の多くの方に利用いただき、そして、岬町を知っていただき興味を持っていただく、その窓口と案内役、また地域経済の拠点として期待する複数の大切な役割を担っております。

町外に向けて誇りを持ってプロモーションできる素晴らしい道の駅を作っていくためには、指定管理者の努力はもちろんのことですけれども、商品を提供する生産者である住民の方々をはじめ、各種法人団体の協力なしでは達成できないと思います。

ほかの道の駅と比べて、よりよい、よりおもしろいものにしていき、常に人を引きつける道の駅となるよう、指定管理者と地域とが常に連携し、刻々と変化する未来に向けて柔軟に対応していける、ともに協力できる環境づくりのためにも、私もできる限り動くつもりですし、町としてもしっかりサポートし続けていただきたいことを願いまして、この質問を終わりたいと思います。

 

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